ドル円は2008年10月6日以来の高値を更新!!
先週金曜日のドル円は、仲値に掛けては本邦輸入企業による利益確定のドル買い円売りを受け105.02円近辺を付けるも、その後は日経平均株価の伸び悩みから104円台後半での推移となりました。欧米市場では、一時104.65円近辺まで下落しましたが、その後は欧州通貨などに対して円売りが進んだことや米長期金利の上昇による買いから105円台を回復。その後も全般ドル高が進んだことで105.18円近辺まで上昇し2008年10月6日以来となる高値を更新。前日比では0.355円高い105.155円で取引を終えました。
≪2013年12月27日クローズ時点≫
ドル・円 :「ベア」売り55% 買い45%
ユーロ・円 :「ベア」売り69% 買い31%
英ポンド・円 :「ベア」売り58% 買い42%
豪ドル・円 :「ブル」売り19% 買い81%
NZドル・円 :「ベア」売り66% 買い34%
ユーロ・ドル :「ベア」売り76% 買い24%
【今日の主な経済指標】
30日 19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
30日 21:00 ZAR 貿易収支 11月
31日 00:00 USD 住宅販売保留指数[前月比] 11月
- 今日のトレードポイント -
来週のドル円ですが、東京市場は年末年始の休場で参加者が減少するものの、クリスマス休暇明けの海外勢が参入してきます。NYダウ平均が連日で最高値を更新しているため過熱感による一時的な調整が入ってもおかしくはありませんが、基本的には株高を受けた円安ドル買いの流れは継続しそうです。東京市場については、年末年始の日経平均株価は上昇しやすいため株高円安の流れを受けたドル買いとなる可能性は高いです。米国市場においては、米新規失業保険申請件数やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などに注目が集まりますが、米経済指標の結果が予想よりも悪ければ一時的に円買いドル売りへと傾斜する可能性はあります。
最後に2014年についていくつかの事例を挙げたいと思います。これまで減少に転じていた日本の輸出部門は、円安による競争力が高まり、世界経済の拡大から輸出部門の増加が予想されます。日銀が掲げた物価上昇率2%の目標を達成するには、今後追加の金融緩和が必要となるため、追加緩和による株高円安進行も想定されます。その一方で、欧州のソブリン債危機の再燃など懸念材料は多々ありますが、マイナス要因を打ち消しながら、米国経済の回復を背景に日本経済のデフレ脱却も現実味を帯びてくることが予想されます。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 104.50-106.00 ユーロ・円 143.00-146.00 ポンド・円 170.00-175.50
≪2013年12月27日クローズ時点≫
ドル・円 :「ベア」売り55% 買い45%
ユーロ・円 :「ベア」売り69% 買い31%
英ポンド・円 :「ベア」売り58% 買い42%
豪ドル・円 :「ブル」売り19% 買い81%
NZドル・円 :「ベア」売り66% 買い34%
ユーロ・ドル :「ベア」売り76% 買い24%
【今日の主な経済指標】
30日 19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
30日 21:00 ZAR 貿易収支 11月
31日 00:00 USD 住宅販売保留指数[前月比] 11月
- 今日のトレードポイント -
来週のドル円ですが、東京市場は年末年始の休場で参加者が減少するものの、クリスマス休暇明けの海外勢が参入してきます。NYダウ平均が連日で最高値を更新しているため過熱感による一時的な調整が入ってもおかしくはありませんが、基本的には株高を受けた円安ドル買いの流れは継続しそうです。東京市場については、年末年始の日経平均株価は上昇しやすいため株高円安の流れを受けたドル買いとなる可能性は高いです。米国市場においては、米新規失業保険申請件数やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などに注目が集まりますが、米経済指標の結果が予想よりも悪ければ一時的に円買いドル売りへと傾斜する可能性はあります。
最後に2014年についていくつかの事例を挙げたいと思います。これまで減少に転じていた日本の輸出部門は、円安による競争力が高まり、世界経済の拡大から輸出部門の増加が予想されます。日銀が掲げた物価上昇率2%の目標を達成するには、今後追加の金融緩和が必要となるため、追加緩和による株高円安進行も想定されます。その一方で、欧州のソブリン債危機の再燃など懸念材料は多々ありますが、マイナス要因を打ち消しながら、米国経済の回復を背景に日本経済のデフレ脱却も現実味を帯びてくることが予想されます。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 104.50-106.00 ユーロ・円 143.00-146.00 ポンド・円 170.00-175.50