ドル円は12月小売売上高が予想外に落ち込んだことで12月16日以来の安値を付ける!
昨日のドル円は、117.901円で取引を開始した後、東京市場において売り優勢となりました。日経平均株価が一時310円超下落したことでリスク回避的な円買いドル売りとなり、さらに、豪ドル円など資源国通貨のクロス円が下落したことも影響し、117.00円近辺まで下落しました。市場では「本邦長期資金から買いが観測された」との指摘があり下げ渋る場面も見られましたが、戻りは鈍く売り優勢の展開に終始しました。欧米市場では、時間外のNYダウ先物やナイトセッションの日経平均先物がさえない展開となりリスク回避目的の売りが優勢となりました。12月米小売売上高が市場予想より大幅に弱い結果になると米10年債利回りが急低下しました。これを受けドルは全面安の展開となり一時116.07円付近まで値を下げ12月16日以来の安値を付けました。もっとも、その後は急ピッチで値を下げた反動から一転して買い戻しが優勢となるなか、米10年債利回りが低下幅を縮小したこともあり、前日比では0.579円安い117.338円で取引を終えました。
≪2015年01月14日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り22% 買い78%
ユーロ・円 :「ベア」 売り51% 買い49%
英ポンド・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
豪ドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
NZドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り40% 買い60%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 国内企業物価指数[前年同月比] 12月
08:50 JPY 機械受注[前月比] 11月
09:30 AUD 新規雇用者数 12月
09:30 AUD 失業率 12月
09:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
19:00 EUR 貿易収支 11月
22:30 USD 卸売物価指数(PPI)[前月比] 12月
22:30 USD 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)[前月比] 12月
22:30 USD ニューヨーク連銀製造業景気指数 1月
22:30 USD 新規失業保険申請件数[前週分]
00:00 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 1月
- 今日のトレードポイント -
本日のドル円ですが、東京市場においては五・十日ということもあり仲値にかけて実用筋の買いが予想されるため底堅い展開になるのではないでしょうか。ただ買い一巡後は上値の重たさから値を下げることが予想されます。欧米市場では原油相場や米長期金利の動向に注意しながらの展開になると思われますが、原油価格が下落した場合には116円台前半まで下落することを視野に入れポジション調整に注意したいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.30-119.00
ユーロ・円 137.00-141.50
ポンド・円 176.00-181.50
≪2015年01月14日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り22% 買い78%
ユーロ・円 :「ベア」 売り51% 買い49%
英ポンド・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
豪ドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
NZドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り40% 買い60%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 国内企業物価指数[前年同月比] 12月
08:50 JPY 機械受注[前月比] 11月
09:30 AUD 新規雇用者数 12月
09:30 AUD 失業率 12月
09:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
19:00 EUR 貿易収支 11月
22:30 USD 卸売物価指数(PPI)[前月比] 12月
22:30 USD 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)[前月比] 12月
22:30 USD ニューヨーク連銀製造業景気指数 1月
22:30 USD 新規失業保険申請件数[前週分]
00:00 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 1月
- 今日のトレードポイント -
本日のドル円ですが、東京市場においては五・十日ということもあり仲値にかけて実用筋の買いが予想されるため底堅い展開になるのではないでしょうか。ただ買い一巡後は上値の重たさから値を下げることが予想されます。欧米市場では原油相場や米長期金利の動向に注意しながらの展開になると思われますが、原油価格が下落した場合には116円台前半まで下落することを視野に入れポジション調整に注意したいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.30-119.00
ユーロ・円 137.00-141.50
ポンド・円 176.00-181.50