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RBA政策金利と豪ドル円

-前営業日サマリー‐
ドル円は154.91円でオープン。東京市場では、いったん円安が進み155円半ばまで値を上げました。一方で米連邦政府機関の閉鎖について下院採決が難航するとの見方が強まり、ドルは売りに押されました。ロンドン市場では、金・銀など貴金属や原油といった商品相場が一段と下落し、株式市場にも重しとなったことで、為替はリスク回避の円買いが優勢となり円高方向へ押し戻されました。NY市場では、米ISM製造業景況指数を受けて一時155.70円台まで上昇。その後155.40円台まで押し下げる場面もあり、最終的に155.59円で取引を終えました。

-RBA政策金利と豪ドル円-
 本日のイベントでは、豪住宅建設許可件数、豪RBA政策金利&声明発表、豪ブロックRBA総裁記者会見、米ボウマンFRB副議長発言、米JOLTS求人が予定されています。
 本日は材料豊富な一日ながら、とりわけRBAの政策金利に注目したいです。RBAは昨年に3回の利下げで金融緩和を進めたものの、インフレ再燃を受けてスタンスは慎重姿勢を維持しつつも、タカ派色を強めています。直近の豪雇用統計では、新規雇用者数変化が+6.52万人(予想+2.70万人)、失業率が4.1%(予想4.3%)と堅調さが示されました。また、豪消費者物価指数は前年比+3.8%(予想+3.6%)と、RBAが目標としている2.0%~3.0%のレンジを上回っており、インフレが意識される状況となっています。OIS市場では25bp利上げする確率が7割程度織り込まれています。仮に利上げなら日豪金利差の拡大が意識され、豪ドル円は上値を試しやすいです。逆に据え置きなら利上げ織り込みの剥落で豪ドルが売られやすく、短期的に下押し圧力が強まります。なお、声明文の文言や見通しのニュアンスに変化があれば、市場が敏感に反応する展開も想定されるため、結果と併せて内容精査が欠かせないイベントとなりそうです。

 

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