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日銀は無難通過、次の材料はFOMC

-前営業日サマリー-
 ドル円は160.31円でオープン。東京市場では、金融政策決定会合で日銀が政策金利を1.00%へ引き上げました。結果は概ね市場予想通りとなり、イベント通過を受けた反応は限定的でした。ロンドン市場では、日銀会合を無難に消化した安心感から円売りが下値を支えた一方、ドル売りも入り方向感に欠ける展開。NY市場では、原油価格の下落を背景に一時ドル売りが強まる場面も見られましたが、FOMCを翌日に控えるなかで積極的なポジション形成は進まず、ドル円は160.47円で取引を終えました。

-日銀は無難通過、次の材料はFOMC-
 本日のイベントは、英消費者物価指数、米小売売上高 / FOMC / ウォーシュFRB議長発言が予定されています。
 昨日の日銀金融政策決定会合では、4会合ぶりとなる利上げが決定され、政策金利は1.00%となりました。ただ、市場では事前の織り込みが十分に進んでいたことに加え、内田副総裁の会見も従来の政策スタンスを大きく変える内容とはならなかったため、為替市場の反応は限定的でした。今後の追加利上げペースについても新たな示唆は得られず、市場は次の材料を探る展開となっています。
 そのなかで、本日の焦点はFOMCです。市場では政策金利の据え置きが見込まれており、声明文や経済見通しに大きな変化がなければ、関心はウォーシュ議長による初の記者会見へ向かうこととなりそうです。今後の利下げ時期や景気認識について踏み込んだ発言があれば、米金利見通しの修正を通じてドル円の値動きが大きくなることも想定されます。特にNY時間はヘッドライン主導で相場が振れやすくなる可能性があるため、発言内容を丁寧に確認しておきたい局面です。

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