ドル円 年末着地はいくら?
-前営業日サマリー‐
ドル円は155.81円でオープン。東京市場では、東京CPIを手掛かりにドル円は上昇。インフレ鈍化を受けて日銀が追加利上げを見送るとの観測が広がりました。ロンドン市場では、特段注目度の高い経済指標もなく、方向感に欠ける相場展開。NY市場では、米長期金利の上昇を眺めながらドル円は一時156.70円台を付けたものの、上値追いには勢いもなく、156.57円で取引を終えました。
-ドル円 年末着地はいくら?-
本日のイベントは、日金融政策決定会合における主な意見が予定されています。
本日は金融政策決定会合における主な意見にて中立金利水準に向けた追加利上げの条件やスケジュール感に関する内容が確認できるかが焦点です。植田日銀総裁は会合後に会見で「中立金利などの推計はばらつきがあり前もっての特定は難しい」との見解を示しているものの、今後の政策を占う上でも、審議委員からどのような発言があったかなどを確認する必要はあるため、中身に関しては注視しておきたいです。今年の取引期間も残りわずか、ドル円が何円で着地していくのか注目です。