円安進行に介入警戒も再燃、上下に振れやすい地合い
-前営業日サマリー-
ドル円は156.14円でオープン。東京市場では、今週上昇した反動で調整安。ドル円は一時155.53円まで下押しました。ロンドン市場では、米国/イランの有事リスクが意識されたことでリスクオフムードの中、スイスフランが買われました。ユーロフランは安値を更新し、フラン円では上昇が続きました。NY市場でもフラン買いが続き、ドル円は156円を挟んで小動き。ドル円は156.13円で取引を終えました。
-円安進行に介入警戒も再燃、上下に振れやすい地合い-
本日のイベントは、ISM製造業景況指数が予定されています。
先週は、「高市首相が16日の植田日銀総裁との会談で利上げに難色を示した」と一部で報じられたほか、政府がリフレ派とされる2名を次期日銀審議委員に指名したことが明らかとなりました。これを受け、市場では日銀の早期利上げ観測が後退。円金利の先高観がいったん後退したことで、ドル円の上値を抑える要因となりました。今週は、米雇用統計をはじめとする労働関連指標やISMなど、市場インパクトの大きい経済イベントが控えています。加えて、米国とイランを巡るヘッドラインに続報が出れば、リスク選好・回避の振れを通じて為替市場のボラティリティが高まる可能性もあります。足元では為替介入への警戒感も再燃しており、上方向・下方向ともに神経質な値動きを想定しておきたい局面です。