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ハメネイ師の後継に次男のモジタバ・ハメネイ師が浮上

前営業日サマリー
 ドル円は157.52円でオープン。東京市場では、イランへの攻撃が長期化する可能性が意識され、リスク警戒の動きから円買いが優勢。ドル円は上値を切り下げながら徐々に下押しする展開となりました。ロンドン市場ではドル売りが先行したものの、NYTが「イラン側が米国と戦争終結について接触した」と報じたことが材料視され、クロス円の反発とともにドル円も157円台半ばへと買い戻されました。NY市場でも上値の重い展開が続き、じりじりと下押し。ドル円は157.06円で取引を終えました。

-ハメネイ師の後継に次男のモジタバ・ハメネイ師が浮上-
 本日のイベントは、豪貿易収支、欧ECB理事会議事要旨公表、米新規失業保険申請件数が予定されています。
 4日に公表された米ADP雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比6.3万人増と、市場予想の4.8万人増を上回る結果となりました。米労働市場の底堅さを示唆する内容を受けて、米株式市場は堅調に推移し、ハイテク株や景気敏感株の一角では買い戻しが進行。ただ、為替市場への影響は限定的で、NY市場のドル円は小動きにとどまりました。米国とイスラエルによるイランへの攻撃を背景に不確実性が高まっており、ポジションを大きく傾けにくい状況がうかがえます。中東情勢の続報として、イランで殺害された最高指導者ハメネイ師の有力な後継候補として、次男のモジタバ・ハメネイ師が浮上。同氏は反米色の強い人物とされており、実現すればさらに強権的な体制へと傾く可能性が警戒されています。イスラエルは暗殺の可能性にも言及しており、自由化を期待する民衆からの反発も予想されます。そもそもイラン体制は、1979年のイスラム革命によってパーレビ王室の腐敗を否定する形で誕生しました。そのため、体制の世襲的な継承は革命理念と衝突する側面があり、国民の反発によって政権運営が難しくなる可能性も指摘されています。
 本日は注目度の高い米経済指標の発表は予定されていませんが、引き続き中東情勢を巡るヘッドラインによって相場が揺れ動く展開が想定されます。突発的なニュースによる動意には警戒しながら取引に臨みたいところです。

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