イラン紛争 早期終了への期待からドル安へ
-前営業日サマリー-
ドル円は159.69円でオープン。東京市場では、トランプ氏が「ホルムズ海峡が閉鎖されたままでも対イラン軍事作戦を終了させる用意」との報道を受け、有事のドル買いが後退。一方で円も売られたため、方向感に欠ける展開となりました。ロンドン市場では、同報道を背景にリスク選好が改善し、これまでの有事のドル買いの巻き戻しが進行。NY市場でもドル売りの流れが継続し、ドル円は一時158円台まで下押ししました。その後は持ち高調整もあり、159.72円へ戻して取引を終えました。
-イラン紛争 早期終了への期待からドル安へ-
本日のイベントは、日/日銀短観、米/ADP雇用統計、小売売上高、ISM製造業景況指数が予定されています。
トランプ大統領がホルムズ海峡封鎖下でも軍事作戦終了に前向きとの報道を受け、市場では紛争の長期化懸念が後退。これによりリスク選好が回復し、米株高・ドル安の流れが強まりました。一方で、クウェートの原油タンカーへの攻撃報道も伝わるなど、地政学リスクは依然不透明であり、ヘッドライン次第で相場が急変する地合いは継続しています。そのため、現状は方向感を決め打つよりも、ニュースフローに応じた短期対応が必要となりそうです。ただ、本日は米主要指標が集中しているため、結果次第ではドルの方向性が大きく変わる可能性があります。ボラティリティ上昇に警戒が必要です。