FXレポート

今日はスーパーサースデー

-前日サマリー-
 昨日はADP全国雇用者数とISM非製造業景況指数の発表、また複数の連銀総裁の発言が行われました。
ADPとISMではADPが80万人増の予想に対し74.2万人増、ISMが64.3の予想に対し62.7とともに予想を下回る結果となりましたが、ともに数字自体は非常に強く市場にネガティブなイメージを与えることはありませんでした。ただ、先月末から継続しているドル高基調はやや一服し、ドル円でも上値を目指す展開とはなっていません。

-スーパーサースデー来たる-
今週は金曜日の雇用統計をはじめとして、米国関連指標が多数発表を控えておりマーケットの注目も集めています。一方で本日は英国関連指標が多数発表となります。発表される英経済指標はBOE政策金利・声明・資産購入枠・議事録・四半期インフレ報告など多岐に亘ります。加えてスコットランド選挙も行われ、ポンドが主役の1日となりそうです。
 目玉の政策金利の市場予想は資産購入枠とともに据え置きと予想されています。市場の注目は、資産購入プログラムの今後についてです。拡大するのか延期するのか、また終了するのかといった糸口を声明などから見出したいです。
元々主要国通貨の中では堅調な動きを見せ続けているポンドで、今日の結果を受けて更に高値を目指す可能性も視野に入れてポジション構築をしていきたいです。
 英指標に隠れて同時刻に発表されるのがトルコの政策金利です。市場予想では19%の据え置きと予想されていますが、状況の予想はかなり複雑です。
インフレの大幅な進行に対して中銀は利上げを求めている事が考えられる一方で、エルドアン大統領は従前から利下げを要求しています。3日に発表されたCPI(消費者物価指数)では前月比1.80%と高い数字になっています。利上げも利下げもどちらも十分に考えられる今回の発表は高い緊張感をもって挑みたいです。

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