FXレポート

本日のトレードポイントは

-前日サマリー-
 トランプ大統領がツイッターでバイデン政権への移行業務を妨げないとの見解を示したことをきっかけに日経平均が700円超高となりドル円も104.64円まで上昇しました。その後、米長期金利の上昇を受けてドル円は104.70円まで上値を広げたものの、英国とEUの貿易交渉の部分合意への期待感から欧州通貨買いの圧力にドル売りに振れたため、ドル円は上値を抑えられ104.50円付近まで値を崩して取引を終えました。

-今後のトレード戦略-
 本日のイベントはオアRBNZ総裁の発言、米新規失業保険申請件数、米個人所得、米FOMC議事録公表(11月4日・5日開催分)、NZ貿易収支と取引材料が豊富な一日になっています。注目は米新規失業保険申請件数と米個人所得になります。昨日、ダウ平均が史上最高値を更新し3万ドルの大台にのせました。背景には新型コロナウイルスのワクチン期待が強く現在のマーケットの原動力になっています。ただ、足元では欧米各国で新型コロナの感染者増が伝わるなか、フランスが二度目のロックダウンを行いました。これから冬に入り空気が乾燥することで風邪に掛かりやすい状況が発生するため、米国でも同様に感染者増により景気後退が意識されています。また、新型コロナの景気対策の一部が12月に期限切れを迎えるなか、米大統領選の混乱で景気対策の与野党協議が進まないのではとの思惑も働いており、経済指標の悪材料には警戒感を強めておきたいです。特にダウ平均が歴史的な高値を推移しており、利益確定の売りが入りやすく指標結果をきっかけに堰を切ったように売りを仕掛けるとも考えられます。ドル円はテクニカル的にも下降トレンドが継続しているため、高値での戻り売りが合理的な判断になると考えます。
 
 英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)の交渉は最終局面を迎えています。先週の報道では24日にも合意するのではと報じられていましたが、本日(25日)になっても具体的な内容が伝わってきていません。ただ、マーケットは合意期待から欧州通貨買いが強くポンド円に関しては先週末から2円近く上昇し139.80円まで上昇しています。昨夜、ゴーブ英内閣府担当相は「我々には明確なレッドラインがあり、それを超えることはない」とEU側にけん制するなど、交渉をめぐる駆け引きは続いています。少なくとも「合意なき離脱」の可能性も残されており強気に買い一辺倒で臨むにはリスクリワードのバランスが悪く慎重な対応が求められます。ポンド円の取引戦略としては11日の高値140.259円が一つのレジスタンスになります。このラインを明確にブレイクすれば一段高となり142円台も視野に入ってきます。一方でこのラインで反落した場合、日足のダブルトップが形成され下落する可能性が高いチャートとなるため、売りにアドバンテージがあるとみてます。

 

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