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みんなのFXはポンド円のスプレッドが狭い!
AM8:00~翌日AM5:00 原則固定(例外あり)
※2023年7月31日 自社調べ
2022年の国内のポンド/円の取引規模は米ドル円に次いで2位(888,020,934百万円:7.4%)と、FX投資家の間で人気を博しています。また、ポンド/円(GBP/JPY)だけでなくポンド/米ドル(GBP/USD 6位)、ポンド/豪ドル(GBP/AUD 10位)も取引高ランキング上位に位置しています。
もちろん、「みんなのFX」ご利用のお客様にも大変人気の通貨ペアです。ここでは、なぜポンドが選ばれるのか、その人気の理由を3つご説明します。
ポンド/円は他通貨ペアに比較して値動きが大きく、高値と安値の値幅は1日の平均100pipsを超えるためボラティリティが高い通貨ペアとして、短期トレードでの差益を目的としたトレーダーに利用されています。
英国は実質GDP世界第5位の経済規模を誇り、首都ロンドンには世界最大級の金融街シティを有しています。政治的にも経済的にも世界から注目を集めている国であることから、ポンド相場変動に関するニュースも入ってきやすいため、取引しやすい通貨と言えるでしょう。
足元ではイングランド銀行(BOE)の利上げ見通しや英国の経済・景気動向などが、ポンド相場のボラティリティを拡大させる材料となりそうで、今後も大きな変動が期待できる通貨でもあります。
「みんなのFX」の経済指標カレンダーには、英国の経済指標の発表スケジュールも掲載されています。また、取引画面のニュースには英国の要人発言や経済に関わるニュースがリアルタイムで配信されています。取引の判断材料として参考にしてください。
ポンドは世界中で取引されており流動性が高いため、新興国通貨などにみられる為替レートが急上昇や急落した際に買いと売りのレートが極端に乖離してしまう(スプレッドが広がる)ケースが比較的見られなく安定しています。
買いと売りのレートが頻繁に乖離し、FX取引で手数料にあたるスプレッドが広がるようでは、安心して取引できません。その点、「みんなのFX」ではスプレッドが狭く、さらに提示しているスプレッドの配信率は99%以上と安定しています。具体的には、ポンド/円のスプレッドが「0.9銭」以下で配信された割合は99.44%(2024年5月20日~2024年6月14日における原則固定時間:AM8:00~翌日AM5:00)でした。
また、もう一点チェックしておきたいのは約定率です。約定率とは、お客様が出した注文が意図したタイミングで成立する確率です。「みんなのFX」は約定率も99.9%と非常に高いです。
このように「みんなのFX」は、お客様が低コストそして安定したレートで、安心して取引できるような環境をご提供しています。
イギリスの正式名称は、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」で、ヨーロッパ北西部のイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国から成り立つ島国です。一般的にはイギリス、あるいは英国と呼ばれています。2022年9月2日エリザベス女王(当時)の崩御に伴い、イギリスはチャールズ国王が新たに君主となりました。イギリスは立憲君主制をとっており、議会は二院制を採用しています。また、ロンドン中心地の「シティ」は金融街として広く知られ、金融立国イギリスの象徴的存在です。
EU(欧州連合)からの離脱により、ロンドンの世界最大の金融センターとしての地位に変化があるとの懸念もありましたが、依然としてその地位は揺るがずロンドンはマーケットの中心であり続けています。イギリスポンドは誕生から長い歴史を持つ由緒ある通貨の一つで、第二次世界大戦まで基軸通貨として広く使用されていました。EUに加盟した際も「ユーロ」導入をせず、イギリスは自国通貨を使い続ける選択をしました。金融政策は、イギリスの中央銀行にあたるイングランド銀行(BOE)が英ポンド(UKポンド)の発券銀行として、金融政策委員会(MPC)を通じて決定します。
ポンド/円はFX取引で根強い人気のある通貨ペアの一つです。その最大の特徴はそのボラティリティの高さ(価格変動の大きさ)で、他の通貨ペアと比べて値動きが大きい分、大きな利益を狙うことができます。この点、ハイリスク・ハイリターンであるため取引数量を調整するなど、しっかりとリスク管理をしながら取引に臨む必要があります。欧州勢が参入するロンドン時間(日本時間夕方)以降にポンドは値動きが活発になり、日本時間25時(夏時間24時)のロンドンフィックス(フィキシング)に向けて値動きが出ることから、日本人投資家がデイトレードといった短期売買がしやすい通貨ペアと言えます。ユーロ圏各国と結びつきが強いことから、マーケットテーマが欧州通貨買いもしくは売りといった場面ではユーロとの相関性が高まることもあります。一方で、ユーロ圏の材料に遅れて反応することもあり、ユーロ相場を参考にトレードすることでヒントが得られるかもしれません。
イギリスでは、リズ・トラス前首相が就任からわずか2か月足らずで退任し、2022年10月25日からはリシ・スナク首相が就任しています。2022年7月にEUからの離脱、いわゆる「ブレグジット(Brexit)」に際して大きなリーダシップを発揮したボリス・ジョンソンが辞任を表明したことで、2022年9月にトラス政権が発足しました。トラス前首相はこれまでの政権で要職を歴任し、過去にはEU離脱交渉を担当したほか、国際貿易相時代には日本との経済連携協定の交渉も纏め上げるなどの経験から、その政策スタンスや舵取りの行方に注目が集まりました。
しかし、当初から減税推進を強調し、財源確保の問題など減税策による弊害を不安視する声も挙がる中で、就任早々に党首選の公約を上回る大規模な減税政策と国債の増発計画を発表しました。財政悪化懸念の高まりなどから、イギリスではポンド安・株安・債券安の「トリプル安」に陥るなど、マーケットは混乱の様相を呈しました。この”トラス・ショック”を受けて、一部の減税方針が撤回され、BOEも国債市場への介入と保有債券の売却延期などを実施し、ポンド相場の立て直しを図りました。最終的には大規模減税策の大半を撤回するに至り、求心力の低下を理由にトラス氏は辞任を表明、史上最短の在任期間で英国首相・与党党首の座を降りることとなりました。
現在はスナク前財務相が首相を務めており、英国初のアジア系首相誕生として話題となりました。スナク首相は政権発足後、トラス前首相の減税路線を廃して、経済・財政安定と信頼回復を掲げ始動しましたが、ここまで良くも悪くもインパクトは限定的で状況に目立った変化はありません。インフレや金融引き締め下での経済への対応など難しい舵取りを強いられている中で、スナク政権の政策運営やポンド相場への影響を注視していきたいです。
2021年にEU離脱の移行期間が終了し、「合意なき離脱」を回避すると、コロナショックからの世界的な景気回復に伴い、金融正常化に向けた動きや金利先高観がポンド相場を支えました。そして12月、同年最後のMPC(金融政策委員会)で3年4か月ぶりとなる利上げが決定されました。
2022年は、ウクライナ情勢緊迫化による市場のリスクセンチメントの悪化や資源・エネルギー価格の高騰を受けて、ポンド円は上値の重たい展開となりました。一方、マーケットでは、同年3月のアメリカ・FRB(米国連邦準備制度理事会)の金融正常化を転機に、日本との金利差及び金融政策の方向性の違いに着目した円売りが活発化し、ポンド円は底堅く推移しました。その後はトラス前政権による大規模減税政策の発表を受けて、財政悪化への懸念などからポンドは全面安の展開となるも、BOE (イングランド銀行)の国債市場への介入や首相交代を経て持ち直しに転じました。
2023年も、BOEは国内のインフレ抑制に向けタカ派姿勢を維持、引き締め開始からここまで14会合連続の利上げ実施により、政策金利は5.25%まで2008年ぶりの高水準に達しています。さらに市場では年内複数回の利上げを織込む動きの中で、ポンド円は上昇トレンドを形成して185円台に乗せており、ブレグジット国民投票の前年2015年ぶりの高値水準に迫るなど、マーケットにおけるポンドの存在感が際立っています。
2023年後半のポンド円(GBP/JPY)は、BOEの金融政策やスナク政権の政策運営に絡んだ相場が予想されます。
イギリスのインフレ率は主要国の中で最も深刻な水準にあり、BOEが定めるインフレ目標2%を依然として大きく上回っている状況です。現時点で市場では6.00%水準までの利上げが見通されているほか、他の中銀が利上げ停止やハト派姿勢に転じる動きもみられる中で、BOEのタカ派スタンスが鮮明になっており、引き続き金利面の優位性がポンドを買い支えると考えられます。また、日銀の金融政策運営も考慮しておくと、7月の会合にて昨年12月に続きYCC(イールドカーブ・コントロール)の修正が発表されました。しかしながら、声明及び植田日銀総裁の会見では、今回の修正はあくまでも「金融緩和の持続性を高めるため」の対応としており、根本の政策スタンスに変化はみられません。したがって、対円では両国の金利差による高いスワップポイントの魅力や、今後の上昇余地も踏まえると、ポンド高・円安の構図は変わらず、仮に政策修正・スタンス転換に至った場合でも、日英の金利差が大きく縮まるとは考えにくいため、ポンド円は引き続きキャリートレード主体で上目線とみておきたいです。
一方、イギリスでは対インフレの急速で大幅な利上げを受けて、副作用的としての経済・景気の悪化懸念、先行き不透明感が根強くみられています。このほか、政府債務残高が上昇傾向にあるなど、財政面の弱さも無視できません。そのため、金利上昇はリスク要因としても認識しておく必要があり、これらがフォーカスされれば、ポンド円相場の急変や下落につながる可能性はあるでしょう。したがって、取引に際してはストップを置きつつ、高値圏ゆえ状況に応じて売りからのトレードも検討したいです。ただ、結果としてボラティリティが高まれば短期トレードのチャンスは多くなるため、ポンド円相場は存分に魅力を発揮するのではないでしょうか。
イギリスの経済指標カレンダーです。今後の予定を抑えておきましょう。
世界中の多くの投資家に取引されているポンド。その魅力や今後の展望について理解を深めることができたでしょうか。現在は、両国の金利差にあたるスワップポイントも高水準で、英国の更なる利上げで上昇が期待できます。ポンド円を買いで保有することで受け取ることができるスワップポイントにも注目したいです。
「みんなのFX」では前述の通り、ポンド/円をはじめポンド関連の通貨ペアのスプレッドを業界最狭水準でご提供しています。ポンド/円やポンド関連の通貨をお取引する際には、「みんなのFX」でのお取引をぜひご検討ください。
(2023年8月時点 トレイダーズ証券 市場部)
トレイダーズ証券市場部為替ディーラー
日々、海外のニュースやチャートをチェックし、インターバンク市場にて外国為替の取引をしている、トレイダーズ証券 市場部所属の為替ディーラーが、この記事を執筆しました。
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