各国で政策金利発表 介入警戒感高まる
-前営業日サマリー-
ドル円は158.99円でオープン。東京市場では、原油高・ドル高の流れが一服し、円高が進行。一時158.56円まで下押しとなりました。ロンドン市場では、NY時間に控えるFOMCの結果を見極めたい向きから一方向への動きは続かず、買い戻しが入りました。NY市場では、FOMCにて政策金利の据え置きが決定。発表直後はドル売りで反応したものの、パウエルFRB議長の発言を受けてドル買いが強まり、160円を目指す展開となりました。ドル円は159.87で取引を終えました。
-各国で政策金利発表 介入警戒感高まる-
本日のイベントは、豪雇用統計、日銀金融政策決定会合、植田日銀総裁発言、英雇用統計、スイスSNB政策金利、英BOE政策金利、米新規失業保険申請件数、欧ECB政策金利が予定されています。
FRBは昨日のFOMCにて政策金利の据え置きを決定。同時に公表された経済見通しでは、年内の追加利下げは中央値で1回と、3カ月前の予想から据え置かれました。一方で、ホルムズ海峡の封鎖を背景に原油価格が急騰しており、物価見通しは上方修正されています。
パウエル議長は記者会見で「中東情勢の進展が米経済に与える影響は不透明」と述べ、先行きへの不透明感を示唆。また、追加利下げについても「インフレ面での進展がなければ利下げはない」と発言しました。これを受けてドル買いが活発化し、ドル円は160円を試す動きとなっています。急速な上昇を受けて為替介入への警戒感も高まっており、本日も緊張感のある展開が想定されます。こうした中、本日は日銀をはじめ各国で政策金利の発表など重要イベントが控えており、ヘッドラインには十分注意したいところです。