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介入警戒が一服、ドル円は米経済指標を見極める局面

-前営業日サマリー-
 ドル円は161.05円でオープン。東京市場では、前週末の米雇用統計を受けたドル売りが一巡し、買い戻しが優勢。ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、高値圏では上値の重い展開となりました。ロンドン市場では、米国市場の休場を控えて積極的な売買は手控えられ、方向感に欠ける値動きに終始。NY市場でも流動性が低下する中、ドル円は底堅さを維持したものの上値追いには至らず、161.37円で取引を終えました。

-介入警戒が一服、ドル円は米経済指標を見極める局面-
 本日のイベントは、米ISM非製造業景況指数が予定されています。
 ドル円は一時162円台後半まで上昇した後、足元では161円台前半まで水準を切り下げています。背景には、先週発表された米雇用統計を受けてFRBの金融政策に対する市場の見方がややハト派へ傾き、ドル買いが一服したことに加え、政府・日銀によるドル売り・円買い介入への警戒感が相場の重しとなったことが挙げられます。
 一方で、市場で警戒されていた米独立記念日のタイミングで新たな介入は確認されず、過度な警戒感はやや後退しています。FRBの利下げ期待は引き続きドルの上値を抑える要因となる一方、介入への過度な警戒が和らぐようであれば、ドル円は買い戻しが優勢となる展開も想定されます。
 今週は米ISM非製造業景況指数をはじめ、米国の重要経済指標が相次いで予定されています。指標結果がFRBの利下げ時期に対する市場の見方を左右する可能性があるため、ドル円はヘッドラインを含めた材料への反応が大きくなりやすく、相場の変動には引き続き注意したいところです。

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