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米経済指標が多数予定

-前営業日サマリー-
 ドル円は、161.48円でオープン。東京市場では、日経平均株価が4万円台を回復するなど、株高の動きが進んだことでリスク選好の円売りが拡大。日米金利差を狙った取引も継続する中でドル円も上昇しました。ロンドン市場では、米長期金利の低下やパウエルFRB議長のパネルディスカッション参加を控えたポジション調整の売りから軟調な推移。NY市場では米経済指標の結果が想定を上回る強い内容となったことを受けて買い戻しが優勢となり、一時ドル円は161.60円まで回復。買い戻し一服後はやや下押しして161.42円で取引を終えました。

-米経済指標が多数予定-
 本日のイベントは、日国債買い入れオペ、豪小売売上高、中財新非製造業PMI、米NY連銀総裁発言、米ADP雇用統計、米新規失業保険申請件数、米ISM非製造業景況指数、欧ラガルドECB総裁発言、米FOMC議事録公表が予定されています。
 本日は米国を中心に注目度の高い経済指標の発表が多く控えています。特にADP雇用統計やISM非製造業景況指数、FOMC議事要旨の内容次第では突発的な値動きも想定されるため、その点を考慮して取引に臨む必要がありそうです。
 米ADP雇用統計は予想が16.0万人(前回:15.2万人)となっており、前回値から上振れする想定。ISM非製造業景況指数は予想が52.5(前回:53.8)となっています。強弱入り乱れる予想となってますが仮に両指標とも強い結果を示すこととなれば一段のドル買いも進むことが想定されます。高値圏での推移から政府・日銀による介入警戒感も高まっているためボラタイルな値動きが確認された際には注意が必要となりそうです。
 NY時間に予定されているFOMC議事要旨の内容もその中身の確認が必要です。7会合連続となる金利据え置きを決定したFOMCですが、その際にどのような議論があったのか今後の政策見通しを見極めるでも注目しておきたいです。

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