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中東情勢の不透明感後退も、ヘッドライン主導の相場継続

-前営業日サマリー-
 ドル円は159.16円でオープン。東京市場では、植田日銀総裁が金融政策判断について「非常に難しい」と発言したことで、今会合での利上げ見送り観測が強まり、円売りが先行。ただ、午後にかけてはポジション調整とみられる円買いが入り、上値の重い展開となりました。ロンドン市場では、ホルムズ海峡の解放報道を受けて原油価格が急落。有事のドル買いが巻き戻され、ドル円は一時157.50円台まで下押しました。その後は下げ一服となり、NY市場ではドルの買い戻しから158.60円で取引を終えました。

-中東情勢の不透明感後退も、ヘッドライン主導の相場継続-
 本日のイベントは、加消費者物価指数が予定されています。
 イランのアラグチ外相は、レバノン停戦を受けてホルムズ海峡を全面開放すると表明。これを受けて、これまで意識されていた地政学リスクが一時的に後退し、原油安・ドル売りの流れが強まりました。また、トランプ氏もこれを歓迎する姿勢を示しており、市場では中東情勢の緊張緩和への期待が広がっています。もっとも、米国とイランの関係改善については不透明感が残っており、発言の真意や実効性については引き続き精査が必要です。現状は、単一のニュースでセンチメントが大きく振れる地合いとなっており、週明けも中東関連のヘッドラインに応じたボラティリティの高い展開が想定されます。
 ドル円については、有事のドル買いの巻き戻しが一巡した後の方向感が焦点となりますが、リスク再燃となれば再びドル高圧力が強まる可能性もりそうです。

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