イラン紛争は長期化 今週もヘッドライン相場へ
-前営業日サマリー-
ドル円は159.58円でオープン。東京市場では、グッドフライデーで欧米市場が休場となる中、流動性低下の影響から値動きは限定的となり、159円台半ばを中心とした推移となりました。ロンドン市場でも同様に動意に乏しい展開が継続。NY市場では、米雇用統計が予想を上回る結果となったことで一時ドル買いが強まったものの、反応は限定的でした。全体として底堅さは維持しつつも方向感に欠ける展開となり、ドル円は159.61円で取引を終えました。
-イラン紛争は長期化 今週もヘッドライン相場へ-
本日のイベントは、米ISM非製造業景況指数が予定されており、英国など各国が休場となります。
一時は米国とイランの戦争終結に向けた期待が高まっていたものの、トランプ大統領の演説を受けて楽観ムードは後退しました。トランプ氏は今後2〜3週間以内の強硬な軍事行動の可能性に言及し、合意に至らない場合には発電所への攻撃も辞さない姿勢を示しています。こうした状況を踏まえると、米・イラン情勢の早期収束は見込みづらく、地政学リスクは引き続き市場の不確実要因として意識されやすいでしょう。
足元では流動性低下も相まって、通常以上にヘッドラインへの感応度が高まりやすい地合いです。ISM非製造業景況指数自体の重要度は高いものの、本日はイベントドリブンというよりも、地政学関連の突発的な報道に振らされる展開を想定しておきたいです。短期的には、ニュースフローに対する初動の値動きと、その持続性を見極めながらの対応が求められそうです。