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FRBは様子見 本日も各国で政策イベント

-前営業日サマリー-
 ドル円は145.25円でオープン。東京市場では、中東情勢などをにらみながら145円台で底堅い相場展開。ドル円は朝方から145円台中盤を目指して上昇しました。ロンドン市場では、イランのハメネイ師があらためて強硬姿勢を示したことでリスク警戒感が広がり、ドル安・円高へと巻き戻しました。NY市場ではFOMCの結果を受けて一時乱高下したのち、パウエルFRB議長の会見からドル高へ、再び145円台を回復して145.11円で取引を終えました。

-FRBは様子見 本日も各国で政策イベント-
 本日のイベントは、豪雇用統計、スイスSNB政策金利、英BOE政策金利、トルコTCMB政策金利が予定されています。
 FRBは18日開かれたFOMCにて政策金利の据え置きを決定し、同時に公表した経済見通しでも年内利下げ予想の中央値は前回3月時点と同じ2回となりました。トランプ氏による関税政策によって経済の不確実性が高まる中、FRBは引き続き様子見の姿勢を示しました。その後、パウエルFRB議長は会見にて物価上昇率は「夏にかけてさらに上昇する見込み」とインフレの長期化懸念を強調。物価と雇用について使命をもつFRBにとって、今後の政策の舵取りは難しく今は経済動向等を見極めていく必要があると判断した模様です。
 そんな中、本日も各国で政策金利イベントが控えます。ポンドやトルコリラなど突発的な動意が生まれる可能性もあるため、相場動向やヘッドラインに警戒しながら本日も取引に臨んでいきたいです。

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