日経平均株価 8連騰でストップ AIラリーに警戒感
-前営業日サマリー-
ドル円は161.52円でオープン。東京市場では、方向感は乏しくドル円の値動きは膠着。片山財務相とベッセント財務長官がオンライン協議を行ったとの報道を材料に高値圏で上値が抑えられる格好となりました。ロンドン市場では、ハイテク株主導で株安が進んだことでリスク回避のドル高と円高が交錯し、動きは限定的。一時161.70円台まで上昇した場面はあったものの、介入警戒もあり、上昇局面では戻り売りがみられました。NY市場では米金利の動きを眺めながら底堅く推移。161.58円で取引を終えました。
-日経平均株価 8連騰でストップ AIラリーに警戒感-
本日のイベントは、日金融政策決定会合における主な意見公表、豪消費者物価指数が予定されています。
日経平均株価は8連騰していたこともあり、昨日の株式市場では利益確定の売りが優勢。人工知能関連や半導体関連を中心に下げが目立ち、キオクシアホールディングスは一時16.1%安となりました。期待先行の買いに疲れが出てきている中、企業業績は堅調なためAIラリーが途切れたとの見方は少ないです。為替市場では株式市場のリスクオフを背景としたドル高と円高が交錯したこともあって、影響は限定的。そのため、引き続き中東情勢と当局対応に関するヘッドラインに振らされる展開が続くこととなりそうです。ただ、仮にAI関連事業の収益化に疑念が生じ、不安が再燃するようなことになれば、株式市場からの資金が急速に抜け落ち、為替市場に波及することが想定されます。特にリスク選好に連動しやすい資源国通貨や新興国通貨は売られやすいため、マーケットの急変には十分に注意していく必要がありそうです。