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中東情勢の長期化観測、ドル買い圧力を意識

-前営業日サマリー-
 ドル円は158.98円でオープン。東京市場では、有事のドル買いの反動による調整が先行し一時下押す展開となりましたが、日経平均が史上最高値を更新したことでリスク選好の円売りが優勢となり、ドル円は反発しました。ロンドン市場では、原油の高止まりと株高の綱引きの中で方向感は限定的ながらも、ドル円は159円台を回復。NY市場では、米金利の底堅さを背景にドル買い基調が維持され、159.16円で取引を終えました。

-中東情勢の長期化観測、ドル買い圧力を意識-
 本日のイベントは、米ウォラーFRB理事発言が予定されています。
 トランプ大統領は、イスラエルとレバノンが10日間の停戦で合意したと発表し、両国首脳をホワイトハウスに招いて会談を行う方針を示しました。一方で、イランとの戦闘終結に向けた交渉については週末にも開催される可能性に言及しつつ、ウラン濃縮停止を条件とする姿勢を強調しています。ただし、湾岸諸国および欧州当局者は、イランとの合意には最大で6カ月程度を要するとの見方を示しており、地政学リスクの長期化が意識されています。
 為替市場はこれを受けてドル買いで反応しており、足元では「リスク回避=ドル買い」の構図が維持されています。短期的には停戦や交渉進展のヘッドラインで振らされやすい展開が想定される一方、交渉長期化観測が根強い限り、ドルの下値は限定されやすい状況です。続報次第では相場のボラティリティ上昇も見込まれるため、ヘッドライン主導の値動きには引き続き警戒が必要です。

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