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ドル買い加速か、次期FRB議長にウォーシュ氏指名

-前営業日サマリー‐
 ドル円は155.60円でオープン。東京市場では、RBAが政策金利を3.85%へ引き上げました。声明でも「インフレは当面目標超え」とタカ派姿勢を示し、ブロック総裁も追加利上げの可能性に言及しました。これを受け豪ドル買いが加速し、豪ドル円は109.55円と1990年10月以来の高値を更新。貴金属高も追い風となりました。ロンドン市場では、米10年債利回り上昇を背景にドル円は155.99円まで上昇したが、156円手前で上値を抑えられ高値圏でもみ合う結果となりました。NY市場では、序盤はドル買いの流れとなりましたが、「アラビア海で米空母に接近したイランのドローンを米軍が撃墜」との報道がありドル売りへ。最終的に155.74円で取引を終えました。

-ドル買い加速か、次期FRB議長にウォーシュ氏指名-
 本日のイベントでは、欧消費者物価指数(速報値)、米ADP雇用統計(予定)、米ISM非製造業景況指数が予定されています。
 トランプ大統領は、次期FRB議長に元理事のケビン・ウォーシュ氏を指名しました(パウエル議長は5月に任期満了)。ウォーシュ氏は2006年に35歳でFRB理事に就任し、2011年には量的緩和に反対するタカ派姿勢から辞任した経歴があります。一方で最近は、FRBの保有資産を減らして将来の利下げ余地を確保すべきとの考えも示しており、必ずしも一貫したタカ派とは言えません。
市場は指名を受けてドル買いで反応し、金や銀は急落。ウォーシュ氏が初めて議長として臨む可能性のある6月FOMC以降、年内利下げ観測が強まりつつあります。今後は衆院選(8日投開票)、FRB人事、米政府閉鎖問題などをにらみながら、ニュース主導の相場展開に注意したいところです。

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