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中銀ウィーク到来、日銀は6月利上げを見極めへ

-前営業日サマリー-
 ドル円は159.63円でオープン。東京市場では、ドル円は159.70円台を中心に底堅く推移し、一時159.84円まで上昇したものの、片山財務相の円安けん制発言や米・イラン和平協議を控えた様子見姿勢が重しとなり、上値は限定的となりました。ロンドン市場では、米金利低下や原油安を受けて一時159.34円まで下落。米・イラン交渉再開報道も重しとなったが、下値では買い戻しが入る展開に。NY市場では、159.36円で取引を終えました。

-中銀ウィーク到来、日銀は6月利上げを見極めへ-
 本日は特段注目度の高い経済指標は予定されていません。
 今週は中銀ウィークです。BOJ、BOC、FOMC、BOEの政策発表が続きますが、現時点ではいずれも政策金利は据え置きが中心シナリオです。特に注目は日銀です。3月の全国CPIは、生鮮食品を除くコア指数が前年比+1.8%と前月の+1.6%から伸びは拡大しましたが、日銀目標の2%を2カ月連続で下回りました。原油高でガソリンや灯油の下落幅は縮小した一方、食料品の伸びは鈍化しており、日銀を4月利上げに動かすほどのインパクトは限定的です。市場では、日銀は27〜28日の会合で政策金利を0.75%程度に据え置き、次の利上げは6月以降との見方が優勢です。
 海外では、BOCは景気減速とインフレ再加速リスクの板挟み、BOEも原油高による物価上振れで利下げしにくい状況です。FOMCも据え置きが見込まれますが、声明がタカ派寄りならドル買い要因です。ドル円は、日銀が慎重なら円買いは強まりにくく、引き続き原油価格・米金利・中銀声明に振らされやすい展開となりそうです。

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