米雇用統計に注目
-前営業日サマリー-
ドル円は158.75円でオープン。東京市場では、トランプ大統領が対イラン軍事作戦に関する演説で「今後2〜3週間、より激しい攻撃を行う」と発言し、中東情勢の緊張が再燃。リスク回避の動きの中でドル買いが優勢となり、ドル円は159円台まで上昇しました。ロンドン市場ではイースター休暇を控え市場参加者が減少し、159円台半ばを中心としたレンジ推移に終始。NY市場でも新規材料に乏しく、方向感の乏しい展開が続き、ドル円は159.56円で取引を終えました。
-米雇用統計に注目-
本日のイベントは、米雇用統計が予定されています。
トランプ大統領は対イラン強硬姿勢を改めて示しており、軍事衝突激化への警戒感が相場の下支え要因となっています。足元では有事におけるドル選好の動きが優勢となっているものの、地政学リスクのヘッドライン次第では円買いが強まる局面も想定され、方向感は定まりにくい状況です。
こうした中で発表される米雇用統計は、ドルのトレンドを左右する重要材料となります。仮に強い結果となればドル高が加速し、159円台後半から160円を意識した展開となる可能性があります。一方で、高値圏では為替介入への警戒感も一段と高まりやすく、上値追いには慎重さが求められます。また、イースターに伴う流動性低下もあり、予想との乖離が大きい場合には値動きが増幅されやすい点には注意が必要です。本日は雇用統計とヘッドライン双方を睨みながら、ボラティリティ上昇に備えた対応が求められそうです。