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FOMCでタカ派色強まる ドル高基調は継続するか

-前営業日サマリー-
 ドル円は160.37円でオープン。東京市場では、FOMCを控えて市場参加者の様子見姿勢が強く、比較的落ち着いた値動きとなりました。原油価格の下落を背景にドル売りがやや優勢となる場面もみられたものの、値幅は限定的でした。ロンドン市場でも方向感は乏しく、160円前半を中心とした推移が継続。NY市場ではFOMCが開催され、政策金利は市場予想通り据え置きとなりました。ただ、参加者の金利見通し(ドットチャート)が前回から大きく上方修正され、年内利下げ観測が後退。結果を受けてドル買いが強まり、ドル円は一時160.80円近辺まで上昇しました。その後も高値圏を維持し、160.68円で取引を終えました。

-FOMCでタカ派色強まる ドル高基調は継続するか-
 本日のイベントは、英雇用統計、スイスSNB政策金利、英BOE政策金利、米新規失業保険申請件数が予定されています。
 FRBは昨日のFOMCで政策金利の据え置きを決定。決定自体は市場予想通りだったものの、参加者による政策金利見通しに関して、前回3月時点では年内利下げを想定する参加者が多数派でしたが、今回は年内利上げを見込む参加者が新たに現れ、金融緩和期待は大きく後退しました。年内利上げを予想する参加者は9人で、タカ派的な見方が浮上しています。「高金利をより長く維持する」方向へ意識が強まった格好で、短期金融市場では年内1回の利上げへ織り込みが進み、ドル需要の支えとなりそうです。
 為替市場では、利下げ期待の後退を背景にドル優位の地合いが続く可能性があります。もっとも、今後発表される米雇用関連指標やインフレ指標が減速を示した場合には、市場の利下げ観測が再び高まる余地もあります。足元では米経済指標がFRBのタカ派姿勢を正当化できるかが焦点となりそうです。

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