注目イベント多数 FOMCはドットチャートに注目
-前営業日サマリー‐
ドル円は155.09円でオープン。東京市場では、FOMCを前にドル買いポジションに対する調整の動きがみられたものの、一方向の動きには警戒感があり、昼過ぎには買い戻しが進みました。ロンドン市場では、米長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となり、155円中盤までドル円は上昇。NY市場でも流れは続き、156円の節目を目指す展開。ただ、同ラインでは上値は重く155.93円で取引を終えました。
-注目イベント多数 FOMCはドットチャートに注目-
本日のイベントは、豪RBA政策金利、豪ブロックRBA総裁発言、日植田日銀総裁発言、米JOLTS求人が予定されています。
次回FOMCでは0.25%利下げがほぼ織り込まれ、サプライズの据え置きとならない限り焦点はドットチャートとなりそうです。来年末にかけては計3回の利下げが有力。この見通しがドットチャートで変化するかどうかは確認しておきたいです。仮に想定よりもタカ派的であればドル買いの動きも加速しそうですが、来年のメンバーはトランプ氏が次期FRB議長を指名することも絡み、ハト派に傾斜することが考えられるため、ドル高の動きも限定的かもしれません。
本日は米指標に加えてRBA政策金利など、目の離せないイベントが続きます。東京時間からヘッドラインには警戒したうえ、取引に臨んでいきたいです。