中銀ウィーク突入、焦点は今後の利上げペース
-前営業日サマリー-
ドル円は157.026円でオープン。東京市場では、クロス円は軒並み窓開けでオープン。仲値にかけて円安が進行するも往って来いの展開に。その後は原油価格の高止まりを背景に円安がジリジリと進行しました。続くロンドン市場、NY市場では先行き見通せない中東情勢によりWTI原油価格は下げ止まり。為替市場ではドルが底堅く、ドル円は157.49円で取引を終えました。
-中銀ウィーク突入、焦点は今後の利上げペース-
本日は米)耐久財受注、米)消費者信頼感指数、米)新築住宅販売件数の発表が予定されています。
先週末はPHPショック、AI関連株をめぐる株価下落により、リスクオフの円買いとなりドル円相場では直近推移していたレンジの下限を一時下抜ける場面も。ただ本日は上窓を開けてオープン。今週は中銀ウィークということもあり、先週の円買いの巻き戻しが起きた可能性が考えられます。その中で本日は原油価格の高止まりを背景にドルのジリ高展開が続きました。
また、今週のメインは各国中銀の政策金利発表。中東情勢のヘッドラインで動きづらい展開が続く為替市場では各国中銀の政策金利発表を控えた様子見姿勢が強まりそうです。なお、日米欧ともに政策金利の据え置きが基本シナリオとなっていますが、市場の注目はその後の金融政策の方向性に集まります。日米欧はそれぞれ12月の利上げが市場で織り込まれており、焦点はその後の来年の利上げペースとなります。現時点ではOIS市場が見込む利上げペースは米→欧→日の順番。一部シンクタンクでは日銀はあと1回の利上げで利上げサイクル終了との見方もあり、今後の金融政策の方向性を探るうえでも、各国中銀総裁の会見に注目したいです。中銀の政策金利発表まで様子見展開が見込まれますが、中間選挙を控えたトランプ氏から何らかの発言の可能性も。ヘッドラインに気をつけつつ本日もトレードに挑みたいです。