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2025.08.04 MON
20年の歳月をかけて
たどり着いた"サヤ取り手法"

GUEST SAYA avatar
SAYAさん
男性・50代
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INTERVIEWER K avatar
K
トレイダーズ証券株式会社
ロイヤルコンサルティング部責任者
2025年8月4日
20年の歳月をかけてたどり着いた"サヤ取り手法"
対談者プロフィール
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ニックネーム:SAYAさん

性別:男性

年代:50代

取引通貨ペア:EUR、GBP、AUD、NZDを含む通貨ペア

医療系企業を経営されている現役経営者。
FX歴はおよそ20年に及び、2000年代前半より取引を開始。
現在も高い頻度でのトレードを継続されており、独自に編み出した「隣国通貨ペアの相関性を活かしたサヤ取り手法」を軸に、数分から数ヶ月単位での柔軟なポジション管理を行っている。
2022年から2024年における「みんなのFX」と「LIGHT FX」での年間確定損益合計は数億円規模に上る実績をお持ちです。

インタビュアー
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トレイダーズ証券株式会社
ロイヤルコンサルティング部
責任者K

はじめに:
会員様のプロフィールと、 トレイダーズ証券との出会い

FXを始めたきっかけを教えてください

サラリーマン時代、「給与だけで億単位の資産を築くのは難しい」と考えたことが、投資への関心のはじまりでした。最初は株式取引を検討したのですが、まとまった初期資金が必要だったため、なかなか踏み出せずにいました。そんな中、ある日会社の後輩から「FXという面白い金融商品がある」と教えてもらったんです。それがFXとの初めての出会いでした。その後、後輩と一緒にFX取引を始めたのがきっかけで、もうかれこれ約20年前のことになります。

トレイダーズ証券の「みんなFX」と「LIGHT FX」を利用されたきっかけは何ですか?

2018年に個人口座をトレイダーズ証券で開設しました。正直なところ、きっかけそのものはあまり記憶に残っていないのですが、当時、目立った6社で同時に口座を開設して比較検討を行っていました。
そのなかで、使い勝手がよく、自分に合っていたのがトレイダーズ証券とS社の2社でした。現在もその2社を利用していますが、メインはトレイダーズ証券です。

また、私は10年以上前からサヤ取りの研究を続けています。ここ3~4年でようやく安定して運用できるようになり、収益の改善も見られるようになりました。考え方をよりシンプルにし、資金管理・リスク管理を一段と徹底するようになったことが、大きな転換点だったと思います。

トレード体験と変化:
「みんなのFX」「LIGHT FX」を利用して感じたこと

トレイダーズ証券を利用する中で、他社と比べて「ここが違う」「これは良い」と感じた点があれば教えてください。
具体的なサービス内容や、使い勝手などについてもお聞かせください。

初めてKさんにお会いするまでは、正直なところトレイダーズ証券は可もなく不可もなくといった印象でした。各社のFX会社を、ただの取引プラットホーム提供者としてみていたんです。

それでも当時は各社には意見・要望を送り、返信を待っていました。トレイダーズ証券からはすぐに返信があったものの、内容はテンプレート的で、正直ガッカリした記憶があります。他社にはそもそも返信すらないケースもあり、「要望を出しても意味がないのかもしれない」と半ば諦めていました。

その後、取引条件のよかったS社に一本化して取引を続けていたのですが、あるとき、これまでとは別のご担当者からご連絡をいただきました。それがKさんです。過去のやり取りや要望をきちんと確認された上で「ぜひ直接お話を伺いたい」とのお申し出をいただき、私の地元である福岡で面談することになりました。 面談前は少し不安もありましたが、Kさんが出演されていた動画を事前に拝見していたことで、安心してお会いすることができました。

トレイダーズ証券を他社と比較して評価しているのは、スマホアプリの「シンプルさ」と「視認性の高さ」、そして「軽快な動作」です。当時、6社に口座を開設して実際に取引を試したのですが、最終的に「使いやすさ」で最も信頼できると感じた2社のうちの1社がトレイダーズ証券でした。

私は、オリジナルで作成したサヤ取り用のデータに基づき、スマホアプリのみでトレードを行っています。トレイダーズ証券のアプリは、操作が非常にシンプルで動作も軽快なため、スムーズに取引ができる点をとても評価しています。特に、売買に必要な機能がコンパクトに集約されており、なかでも決済はポジションを横にスライドするだけで完了する「クイック決済」機能が非常に便利です。素早く・直感的に操作できる点は、スマホトレード中心の私にとって大きな強みになっています。

また、他社で「これは便利だな」と感じた機能について、トレイダーズ証券でもぜひ導入してほしいと要望をお伝えしたところ、実際にアプリへ反映していただきました。それが「収益カレンダー」、「スワップ一括受取りボタン」この2つの機能です。他のお客様からも同様のご要望が多く寄せられていたとのことで、ユーザーの声をしっかり拾ってくださっていると実感しました。現在は「チャートの2分割表示」の実装にも期待しています。

加えて、直接お話しできる機会があることで、大きな安心感につながっています。ロイヤルコンサルティングの方々とやり取りをする中で、自分が知らなかったことだけでなく、「知っているつもりだったこと」が実は勘違いだったと気づかされることも多くありました。たとえば、FXの基本的な仕組みやカバー取引の実情などは、これまで誰からも聞く機会がなく、非常に新鮮で、学びのある体験でした。

トレイダーズ証券を利用する中での出来事や、学びとなった失敗談があれば教えてください。

以前Kさんにもお伝えし、その内容が毎週発行のメルマガにも掲載されていましたが、トレイダーズ証券のアプリはとにかく動作が軽く、電波が弱くても取引ができる点は大きな強みだと感じています。

失敗談としては、2024年後半にメキシコペソ円で大きな損切りを行った経験が挙げられます。当時はAUDやNZDなどで取引をしていましたが、相場があまり動かず、他通貨の相関性を調べていた中で、メキシコペソとユーロに高い相関が見られることに気づき、新たにトレードを始めました。

最初の数か月は順調だったのですが、メキシコ大統領選をきっかけに相場が急変。もともと私は「通貨の相関性には地理的・経済的なつながりなど、根拠があるべきだ」と考えていたのですが、この時は過去データ上の数値的な相関性だけを根拠に、安易に判断してしまったんです。

結果として、大統領選後の急落に巻き込まれ、含み損が膨らんだにも関わらず損切りのタイミングを逃してしまいました。私のサヤ取り手法は基本的に損切りを前提としないため、大きなイベントリスクには脆弱な側面があると痛感させられました。

最終的に、年を越す前の12月に入り相場がやや落ち着いたタイミングで、「このまま持ち越すのはよくない」と判断し、すべて損切りしました。非常に高い“授業料”にはなりましたが、その経験を通じて、通貨選びや資金管理の重要性を改めて実感することができました。

トレイダーズ証券を信頼している理由がもしございましたら、具体的にお聞かせください。

私自身を含めFX取引をする方々からはさまざまな意見や要望があると思います。そうした中で、「できること・できないこと」を明確に分けた上で、できない理由までも丁寧に説明してくださるKさんの対応には、いつも学びがあります。その一つひとつに真摯に向き合っていただける姿勢が、私がトレイダーズ証券を信頼し、今も取引を続けている大きな理由です。

一般的に、証券会社と顧客は相反する関係と言われがちで、私自身も以前は少なからず疑念を抱いていた部分がありました。しかし、Kさんとのやり取りを重ねていく中で、そうした思いは次第に薄れていき、現在は本音で相談できる、信頼できる関係性が築けていると感じています。

人生を変えた瞬間:
トレイダーズ証券が与えた影響と印象深いエピソード

投資への考え方の変化と、それが人生やビジネスに与えた影響があれば教えてください。

FXを始めた当初は、「億を超える資産を築くんだ」という強い野心に突き動かされるように、積極的にトレードを繰り返していました。ただ現在では、当時掲げていた目標の多くが達成できたことに加え、自分なりの運用スタイルが確立されたこともあり、トレードそのものはかなり穏やかなものになっています。今では、“トレードが日常生活の一部として自然に存在している”、そんな感覚です。ここに至るまでには、20年近くも時間と、数えきれないほどの資金・労力を費やしてきました。正直、「よくここまで続けてこれたな」と、自分でも感心してしまうほどです。

現在は、自分自身のトレードスタイルを“半システム化”して運用しています。具体的には、クラウド上のExcelを活用し、相場状況に応じてエントリーや利確のタイミングを自動計算。その結果をもとに、Apple Watchへメールが飛ぶように設定しており、タイミングを見てトレードを実行しています。

取引はすべてスマートフォンアプリで完結しているため、通知が来ればどこにいても即座にトレードを開始できる体制です。エレベーターの中や信号待ちの間など、ほんの数十秒のスキマ時間でも取引を行うこともあります。さすがに商談中は控えていますが……

FXは、私にとって単なる投資手段ではなく、ビジネスそのものにも大きな影響を与える存在になりました。私が経営する会社は、投資や金融とはまったく関係のない研究系の専門業種です。しかし、コロナ禍ではその本業が大きな打撃を受け、強い危機感を抱いたのを今でも覚えています。

そこで私は、会社として新たな収益の柱を構築する必要があると判断し、思い切って法人名義でのFX口座を開設しました。そして、会社の余剰資金を活用した法人口座でのFX運用を開始することにしたのです。

現在では、会社の定款にも「FX運用」を正式に記載し、本業と合わせて“二本柱”の経営体制を築いています。口座開設当初は、顧問税理士さんから「本気ですか?」というような目で見られたのを今でも覚えています。しかし、そこから30か月連続で安定した収益をFXで出し続けてきた結果、ようやく最近になって、税理士さんにも理解していただけるようになりました。

FXで安定的に会社収益を上げられるようになったことで、経営にも余力と余裕が生まれ、経営者としての気持ちも非常に楽になりました。特に、2022年から2024年にかけてのトレイダーズ証券での確定利益は数億円に達しています。

その結果、会社の利益は当然社員へもしっかりと還元しながら、私自身も最近ようやく、値段を気にせず、食べたいものを食べ、欲しい服を買うということが自然にできるようになりました。かつては「とにかく貯める」という意識が強かったのですが、今では「貯めるだけでは意味がない」と考えるようになり、家族にも積極的に還元するようになっています。

FX投資におけるリスク管理について、始めた当初と現在ではどのような変化がありましたか?
その考え方の変化が、人生やビジネスにも影響を与えたと感じる場面があれば、あわせてお聞かせください。

FXを始めた当初は、手元の資金が限られていたこともあり、つい無理なポジションを取りがちで、リスクの高いトレードをしてしまうことが多々ありました。常に「これで大丈夫だろうか」と不安を抱えながらビクビクとトレードをしていた記憶があります。しかし現在は、資金力もある程度まで増えたことで、むしろ安全性重視のトレードへと大きく変化しました。設定しているリスクも、あらかじめ立てた計画よりもさらに控えめに抑えることが多く、落ち着いて相場と向き合えるようになりました。

リスクを抑えた運用に切り替えたことで、精神的にも安定した状態でトレードを続けられるようになり、結果として長く向き合える投資スタイルが築けてきました。とはいえ、相場状況によっては「今は攻めどきだ」と感じる場面もあります。そういったときには、メリハリをつけて積極的にポジションを取るようにしています。最近では、トランプ氏の関税発言の影響で相場が大きく動く局面が増え、私のようなサヤ取りを軸にしているトレーダーにとっては、むしろありがたい荒れ相場になっています。そのようなタイミングでは、やや強気で仕掛けていくことも多く、その判断が結果的に収益につながっています。

未来への展望

ご友人や知人にトレイダーズ証券を勧めるとしたら、どのような点を一番に伝えますか?

実際に、何人かの友人や知人にはトレイダーズ証券をおすすめしています。理由はいくつかありますが、まずはスプレッドの狭さと、スワップポイントの高さ。さらに、買いと売りのスワップ差が小さい点も安心感につながり、長期ポジションを持つ際にもストレスが少ないと感じています。

アプリは操作がシンプルであるため、初心者の方でも安心して使い始められる一方で、上級者にとっても十分な機能性が備わっており、幅広いトレーダー層に対応できる設計だと思います。また、一部の顧客限定にはなりますが、「特別なお客様」に選定されると、毎月招待形式で特典のご案内があります。そうした取り組みを通じて、会社との距離が近く感じられるようになったのも、トレイダーズ証券ならではの魅力だと感じています。

※ステータスの種類と条件については、こちらをご覧ください。

今後、トレイダーズ証券にどのようなサービスや情報提供を期待されますか?

今後、トレイダーズ証券にぜひ期待したいのは、国ごとの国内情勢や政治・経済動向をまとめた「国別情報サイト」の提供です。

最近は、選挙、自然災害など、取引に大きく影響を与えるイベントが頻発しています。そのため、取引対象となる通貨の「国そのもの」に関する情報を、常に把握しておく必要性を強く感じるようになりました。現状、こうした情報を一元的にまとめて閲覧できるサイトが少ないため、「値動きの予測」ではなく、「相場に影響を与える可能性のある要因だけを整理した情報」をまとめてくれるコンテンツがあると非常に助かります。できれば、そうした情報ページへワンタップでアクセスできるボタンがアプリ内にあると理想的です。取引判断の参考としてだけでなく、自分でリスクを認識・管理するための重要な基礎情報として活用できると思います。

トレイダーズ証券がFX業界においてさらに存在感を高めるためには、どのような取り組みが有効だと思われますか?

トレイダーズ証券がセミナーや勉強会、井口さんのYouTube配信などを通じて、積極的に情報発信を行っていることは、私も日頃から認識しています。これからFXを始める方や、うまくいかずに悩んでいる方が「きちんと考えて、長く安定的にトレードを続けられる」ようになるためには、会社側からの継続的な教育・発信がとても重要だと感じています。そういった意味でも、顧客を“育てていく”ような姿勢や、会社の顔が見える取り組みを、今後もますます充実させていただきたいと願っています。

また、実際にトレイダーズ証券で勝ち続けているトレーダーのリアルな声や、トレード事例などが共有されれば、今うまくいっていない方にとっても大きな参考や励みになると思います。今回のインタビューも、まさにその一環として「生の声」をお届けできる良い機会だと感じたため、喜んで協力させていただきました。私自身、多くの方々がトレイダーズ証券と良好な関係を築き、安心して長く付き合えるパートナーとして選んでいけることを心から願っています。

まとめ

最後に、トレイダーズ証券に対する満足度を5段階で評価するとしたら、何点になりますか?

もちろん5段階評価であれば「5」です。ただ、忖度なしで正直に申し上げると、100点満点というわけではありません。トレイダーズ証券は、私の中では総合的に一番信頼できる会社ですが、他社と比較すれば、それぞれに良い部分・劣っている部分があるのも事実です。

とはいえ、「できること」と「できないこと」をきちんと見極めながら、顧客の声に耳を傾け、誠実に改善へ取り組んでくださる姿勢があるからこそ、今もこうしてお付き合いを続けています。将来的には、「100人に聞いて100人が“トレイダーズ証券が一番”と答えるような会社」になってほしいというのが、いちユーザーとしての率直な願いです。

インタビュー後記

SAYAさんとはこれまで何度もお会いする機会があり、そのたびにインタビューのご相談をさせていただいてきました。今回、こうして正式にお話を伺い、記事としてまとめることができたことを、担当者として非常に嬉しく思っております。この場をお借りして、改めて心より御礼申し上げます。

本対談では、FXを始められたきっかけや、トレイダーズ証券の商品・サービスを継続してご利用いただいている理由など、“本音”をお聞きすることを重視しており、具体的なトレード手法や取引内容の詳細についてはあえて触れておりません。その点につきましては、何卒ご理解いただけますと幸いです。

SAYAさんの最後のメッセージにもありましたように、私たちには「すぐにできること」「時間がかかること」「難しいこと」さまざまありますが、それでも常にお客様の声に真摯に耳を傾け、より良いサービスと信頼関係の構築に努めていきたいと強く思っております。

SAYAさん、このたびはお忙しい中インタビューへのご協力、誠にありがとうございました。
改めて心より感謝申し上げます。