リスク選好ムードの中、日銀金融政策決定会合に注目!!

|
 ドル円は19日中国の国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことを受けて投資家のリスク志向が改善する中、米経済指標の20日住宅着工件数や22日新規失業保険申請件数が強い結果だったことでドル買いが先行しました。また、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が22日の理事会後に行った記者会見で
経済成長とインフレの下振れリスクを強調した上で追加金融緩和策の協議を始めることで合意したとの発言が伝わるとユーロドルが1.11000ドルまで下落し、ドル円は対ユーロのドル高に圧迫され120円台まで上昇。週末はリスク選好ムードのなか、NYダウの上昇を受けて121.440円まで上げ幅を拡大し取引を終えました。

   [出典: Reuters会見にのぞむ黒田日銀総裁]

 懸念されていた中国の国内総生産(GDP)がアナリストの予想を上回ったほか、23日には政策金利と預金準備率を引き下げたことを受けて一部では景気刺激策を拡大するのではとの思惑が広がっており、中国経済の先行きに楽観的な見方がでてきました。それに反応するかのようにNYダウが1万7646ドルまで回復しており、仮に年内の利上げに踏み切った場合でも許容されるとみており、ドル円の上値を試す場になりそうです。一方で来週は30日に日銀金融政策決定会合があります。ちょうど、一昨年前の10月31日に黒田バズーカでドル円は109円台から114円台まで急騰しており、今回は見送られる見通しとなっているものの、サプライズがあった場合に備えて警戒しておきたいです。