ロスカットについて
自動ロスカット機能
証拠金維持率が100%を下回ると、全てのポジションについてシステムが自動的に決済注文を出し、ポジションをゼロにする自動ロスカットが行われます。
自動ロスカット発動時に、お客様が発注された注文がある場合は、その注文は自動的に取り消されます。
お客様の注文中の注文が約定したことにより、証拠金維持率が100%を下回った場合でも自動ロスカットが行なわれます。
自動ロスカットの目的は、ポジションの損失を抑え、お預け入れ頂いた証拠金以上の損失の発生を防ぐことですが、相場の急変時にはスリッページの発生 等の要因により、お預け入れされた証拠金の額を超える損失が発生する場合もございます。特に、建玉金額が大きいほど、自動ロスカットの約定レートがお客様 にとって不利となるリスクも高くなります。
ロスカット時の適用レートについて
自動ロスカット注文について、みんなのFXでは、当社の通常の配信レートで約定が成立しない場合にお客様のポジションの損失が拡大するリスクを考え、複数のカバー先からの配信レートの中から、約定成立の可能性が最も高いと考えられるレートを適用することとが多くあります。注文レートで約定が成立しないリスク(スリッページ)については、こちらをお読みください。
ロスカットを回避するには
証拠金維持率を上げるには以下の2つの方法がございます。
①追加証拠金を入金する。 純資産額が上昇するため、証拠金維持率が上昇します。
②ポジションの一部を決済する。 ポジション必要証拠金が減るため、証拠金維持率が上昇します。
上記の方法を早めに取っていただけるよう、取引システムへログインいただき、「環境設定」→「メール通知設定」より証拠金維持率が105%を下回った段階でアラートメールを送信する設定が可能ですのでご活用ください。
※メールの送受信に遅延が生じる場合もございますのでご注意ください。
ロスカットが発生する事例
50万円の入金から、ポジションを保有し、ロスカットが発生するまでの流れを、みんなのFXの口座情報を用いてご説明します。
ポジションを持つ前
50万円を入金し、取引は一切行っていない状態では、口座情報は以下のようになります。
| 建玉可能額 | ポジション必要証拠金 | 預託証拠金残高 |
|---|---|---|
| 476,190円 | 0円 | 500,000円 |
| 建玉評価損益 | 注文証拠金 | 出金可能額 | 純資産額 | 証拠金維持率 |
|---|---|---|---|---|
| 0円 | 0円 | 500,000円 | 500,000円 | - |
ポジションを持った場合
USD/JPY 10ロット(100,000ドル)の買いポジションを、レバレッジ25倍にて持つとします。その時のUSD/JPYのレートは99.990-100.000(売り=99.990、買い=100.000)と仮定します。
ポジション必要証拠金は前日の終値レートを元に計算されます。前日終値レート(仲値)が100.000円の場合、レバレッジを25倍にすると、ポジション必要証拠金は1ロットあたり40,000円となります。よって10ロットの買いポジションの場合、ポジション必要証拠金は400,000円となります。
このときの口座情報は以下のとおりになります。
| 建玉可能額 | ポジション必要証拠金 | 預託証拠金残高 |
|---|---|---|
| 75,238円 | 400,000円 | 500,000円 |
| 建玉評価損益 | 注文証拠金 | 出金可能額 | 純資産額 | 証拠金維持率 |
|---|---|---|---|---|
| -1000円 | 0円 | 99,000円 | 499,000円 | 124.75% |
レートが変動し、ロスカットされる場合(他のポジション・新規注文は無いものとします)
証拠金維持率が100%を下回る場合にロスカットとなりますので、純資産額がポジション必要証拠金の100%に相当する400,000円を下回った場合にロスカットが発動します。
つまり、建玉評価損益が-100,000円となった時点で、証拠金維持率が100%となります
- 500,000円(預託証拠金残高)
= -100,000円(証拠金維持率が100%となる場合の建玉評価損益)
10ロットのポジションは、1銭の値動きで1,000円の評価損益が上下しますので、評価損益が-100,000円となるには、99銭の値下がりがあったということになります。つまり、売り値(Bid)が99.00円を下回った時点で、証拠金維持率100%を下回りロスカットとなります。
- 0.990(維持率が100%となる値下がり幅)
= 99.000

仮に、米ドル円が90.000円になった時点でロスカットになるケースの場合、自動ロスカット機能はレートが90.000円になるかそれを割り込んだ時点で発動しますが、相場の急変動などの要因により、この約定が不成立となることもあります。その場合、再度ロスカット執行のためシステムが自動的に注文を出し直すこととなります。このタイムラグにより、当初の90.000円ではなく、89.950円もしくはより不利なレートでロスカットが執行される場合があり得ます。





