福永先生のブログdeFXセミナー!第95回

前回、分足でも一目均衡表は適応できるのか検証し、見事に適応することがわかりました。
今回は、分足の一目均衡表を波動論を使い検証していただきます。

みなさんこんにちは。今回も引き続き「分足でも一目均衡表は利用可能か?」のパート2をお話したいと思います。前回は、分足でも上手くいきましたが、今回も上手くいくかどうか見てみましょう。

はい。今回も検証ですね。分足でも使えると、一目均衡表を使ってトレードするタイミングが多くなりますね!

はい。その通りです。
では、今回もドル/円のチャートからです。

上記のチャートは、見るからにこれまで出てきた一目均衡表のお手本になりそうなN字型ですが、実際の価格はどのようになっているのでしょうか?
その価格をチェックする前に、まずは上記5分足チャートの波動を見る必要がありましたね。

左から見てみると、赤い矢印で示したように下向きの基本N波動となっているのがわかります。ここで一旦下降波が終了したとすると、次の価格変動の方向が気になるところですが、下降N波動が終了し下げ止まったところから、今度はもみ合うことなく一気に切り返し、転換線、基準線そして雲を突き抜けてしまいました。

このとき、ローソク足が転換線や基準線、雲を上回ったと同時に遅行スパンも一気に雲の上に飛び出しており、下降トレンドから上昇トレンドに転換したことを示唆しているのがわかりますね。

その後、再び下降N波動を形成した後、雲の下限(先行スパン2)で下げ止まり、再び上昇するパターンとなっています。

そして、これらの一連の基本N波動を一つの単位として見やすくしたのが、青い矢印です。

この矢印で見ると最初の下落の後、一気に転換線や基準線、雲を抜けたところから再び上昇N波動が始まったと見ることができそうです。なぜなら、先ほどもお話したように、ローソク足と遅行スパンが雲をつきぬけ、上昇トレンド入りとなっているからです。

また、今回のケースでは、雲を突き抜けた上昇波から次の下降波に向かうところで、雲の下限で下げ止まっているのもわかります。

このとき、遅行スパンも転換線で下げ止まっており、リアルタイムでここに目を付けていた人は、下げ止まりタイミングを、雲を割り込むかどうかで判断することができたのではないでしょうか。

また、今回のケースで雲の下限で下げ止まったところに対して、上昇N波動の下降波という認識があれば、少なくともショートしてロスカットさせられることは避けられたのではないかと思われます。

このように、波動をチェックすることで価格の方向を先読みすることができ、実際のトレードでも役に立つことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

さて、今度は目標価格についてです。ここまでの波動のチェックは上手くいきましたが、計算値の基本型がここでも当てはまっているのでしょうか。

今回お話してきた波動に加え、価格まで導き出すことが出来れば5分足を使ったデイトレードで役に立つツールと言えますね。

では、実際の価格を見てみましょう。

ここでのポイントは、前回と同様にN波動で捉えたそれぞれの価格(高値、安値の終値)を使って、最終的な高値となる目標価格を導き出せるかと言う点です。

また、ここでもV、N、E、NT計算値やそれぞれの計算値と計算値の間を取った仲値計算値、背反値などを使ってみていきます。

では、波動から見た各高値、安値をチェックして見ましょう。

さて、各点の価格は上記のようになりました。ここで、それぞれの計算値を導き出す必要があります。まずは、計算値の基本型から見てみましょう。

【計算値の基本型】

V計算値
=91.340円+(91.340円-91.116円)=91.564円
B (B C
N計算値
=91.116円+(91.340円-90.876円)=91.580円
C (B A
E計算値
=91.340円+(91.340円-90.876円)=91.804円
B (B A
NT計算値
=91.116円+(91.116円-90.876円)=91.356円
C (C A

となりました。
では、実際の値はいくらだったのでしょう。

実際の値は91.450円でした。

となると、計算値の基本型に当てはまるものがないことになりますね。では、次に検証しなければならないのが仲値計算値です。

なぜ仲値計算値なのか?ここでのポイントは、今回の実勢値がNT計算値と他の計算値の間にあると言うことにあります。仮に実勢値がE計算値の91円804円を上抜いていた場合は、2E計算値などを使う必要が出てきますが、以前にお話したように2E計算値を達成するためには、長い時間上昇波を続けるか、あるいは短時間で一気に上昇するといった動きが必要なわけですが、今回は通常のN波動の動きですから、2E計算値は当てはまらないということになります。

実際のトレードでは、こうした目安をつけるために、NT計算値E計算値を最初に計算しておくのが良いかも知れませんね。(ただ、今回は過去に遡っての検証ですので、こうしたアプローチとなっていますが、実際にトレードを行うときは、事前に計算値の結果を算出しておかなければなりませんので、念のため。)

では、上記の値を元に仲値計算値を算出してみてください。答えは、次回お話させていただきます。仲値計算値の中に実際の価格と近い値はあったのでしょうか?次回のお楽しみです。

はい!計算してみます。次回の答え合わせが楽しみです。

はい。
また、デイトレードでの新しい発見もありましたので、そちらも併せてご紹介したいと思います。それでは次回またお会いしましょう。

一目均衡表はデイトレードにも役立てますね!新しい発見とはなんでしょうか?次回の検証もお楽しみに。
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