
前回はカナダ円の実際のチャートを使いながら一目均衡表の波動パターンについて勉強いたしました。
今回は2010年注目される南アフリカランドについてお話いただきます。
南アフリカランドではどのような波動が見られるでしょうか?
みなさん、こんにちは。ここまでドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドルなどの通貨と円とのペアや、それぞれの通貨の組み合わせの波動についてみてきましたが、今回は、2010年6月にサッカーのワールドカップ開催を控えた南アフリカランド/円の波動を見てみたいと思います。
各通貨によって、それぞれ特徴や動きがありました!
南アフリカランドもまた何か特徴があるのでしょうか??
はい。どのような特徴があるか楽しみですね。
では、例によって南ア・ランド/円を一目均衡表で見てみましょう。
この一目均衡表を見ると、いったん上昇に向かった後、ある一定のレンジの中で動いているように見えますね。でも、そのほかに何か特徴はないでしょうか?よ~く見てください。そうです。価格が一日で大きく変動している日があるのです。
これまで見てきた通貨は、数日かけて大きく価格が変動するパターンでしたが、この南ア・ランドは、まさに一日で、通常よりも長い日足のローソクが形作られ、一日の価格変動が大きくなっているのです。また、そのような日がいくつもあります。さらに、具合の悪いことに下落しているときに起こっていることが多いのが特徴となっています。
この一目均衡表を見ると、いったん上昇に向かった後、ある一定のレンジの中で動いているように見えますね。でも、そのほかに何か特徴はないでしょうか?よ~く見てください。そうです。価格が一日で大きく変動している日があるのです。
これまで見てきた通貨は、数日かけて大きく価格が変動するパターンでしたが、この南ア・ランドは、まさに一日で、通常よりも長い日足のローソクが形作られ、一日の価格変動が大きくなっているのです。また、そのような日がいくつもあります。さらに、具合の悪いことに下落しているときに起こっていることが多いのが特徴となっています。
南ア・ランドの細かい波動は上記のようになりました。左の上昇トレンド時は、三段上げが三回続き全部で九つの上昇波が形成されていました。そして、九つ目の上昇波の後、V波、I波が不連続で作られ、その間価格変動が大きかったため、結果的に拡大波動であるY波が形成されることになりました。また、右端の直近の波動は、三段下げを形成しようとしているような形となっています。
ただ、この拡大波動を除くとこれまで見たどこかの通貨と形が類似していないでしょうか。そうです。南ア・ランドも豪ドルやカナダドルと似た一目均衡表の形となっているのです。面白いですね。
では続いて、今書いた細かい波をこれまでのように大きな波に修正して波動を簡素化してみましょう。
今回も、段階的に波を簡素化しています。赤い小さい波動を簡素化したのが黄色い線です。また、この黄色い波を簡素化したのがピンク色の線です。まず、左の第1上昇波は、黄色とピンク色が重なり、全く同じ波動となっています。
続いて、ピンク色の下降波の1波目ですが、この1波目は、黄色では基本型のN波動となっています。
さらに、次のピンク色の上昇2波目も黄色いN波動が形成されているのがわかりますね。ここでもう1度、ここまでの波の構成を考えますと、ピンク色の主波動は、基本N波動であることが分かりますね。ただそうなると、この基本N波動のままで上昇波が終わってしまうのかどうか、難しい判断になってきそうです。
ですが、ここでもう一度思い出してください。ピンク色で書いた大きな波が、主波動(メイントレンド)だとすると、一旦下落する場面があったとしても、この下落場面から再び上昇に向かい、Y波からの上離れとなることも考えられるわけです。
仮に、この拡大波の後、価格が上昇すると考えるのであれば、拡大波の下限の安値と安値を結んだラインの延長線上まで価格が下落したところで、指値買いをするといった戦略が可能です。
一方、ここから下落場面だと考えるのであれば、ショートポジションを作って利益を得ることができると思われます。
やはり色々なパターンを想定しておくことが大事なんですね!!
そう、その通りです。思い込みや決め打ちは失敗の元となりますので要注意です。
さて、南ア・ランド/円の波動は如何だったでしょうか。ここまで一目均衡表をつかった波動分析についてお話してきましたが、いよいよ来週は、一目均衡表の最後の総仕上げとなる、「一目均衡表の総合化」についてお話したと思います。是非またお会いしましょう。それでは次回もお楽しみに。

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