福永先生のブログdeFXセミナー!第79回

前回はオセアニア通貨の実際のチャートを使いながら一目均衡表の波動パターンについて勉強いたしました。
同じ動きをしているように見えても、注意深く観察することで波動の数も見方も変わってくることが分かりました。
今回はカナダドル円ではどのような発見があるのでしょうか。

みなさんこんにちは。今回はカナダドル/円の波動についてお話したいと思います。

カナダドルといえば、バンクーバーオリンピックですね。私がこの原稿を書いている今現在、オリンピック開催中ですが、みなさんがこのブログdeセミナーをご覧になるときは、もうオリンピックが終わっているころかもしれませんね。また、そうなるとオリンピック後の通貨の動きも気になるところですね。

はい!バンクーバーオリンピックはすごい盛り上がりです!

ちなみに、以前にもお話したことがあるかもしれませんが、私はバンクーバーに1度行ったことがあります。もう5年位前になりますが、国際テクニカルアナリスト協会の世界大会があり、そこでスピーカーとして発表させてもらいました。

当時の発表内容は、国際テクニカルアナリストの資格を取ったときの論文の内容を発表したのですが、今回のオリンピックを見て、バンクーバー紹介のビデオやテレビの中継で良く使われているパンパシフィックホテルに泊まったことや、またスキー競技が行われたウィスラーに行ったことを思い出し、懐かしくなりました。

今でも変わっていないと思いますが、当時のバンクーバーはとても静かで、町並みが整備されていると同時に、自然と都会が上手く調和したとても住みやすい町だったと記憶しています。

ただ、ニューヨークのような刺激的で都会的なものを求めている人には、多少物足りないかもしれません。(笑)

おっと、話が横道にそれてしまいましたが、もう一度元に戻ってカナダドル/円の波動をチェックしてみましょう。

カナダドル:一目均衡表(日足)

いつものように、まずは全体の動きからチェックしてみましょう。チャートでは、一気に上昇にした後、一定のレンジ相場の中で価格が推移しているように見えますね。また、この動きは、前回に紹介した豪ドルやNZドルの動きと似ていると思いませんか。

そうです。オーストラリアが資源国通貨としての特徴があるように、カナダドルも同様に、広大な土地を持つ資源国としての特徴が価格の動きに表れているのです。したがって、カナダドルも豪ドルやその隣国であるNZドルの動きと同様になる傾向があるのです。

では、続いて波動を数えてみます。

カナダドル:一目均衡表(日足)

上記のように波動を数えてみると、いろいろな波動のパターンが組み合わさった形となっていて、複雑な形のように見ますね。でも、これらの波動を基本形毎にまとめてみると…。

小さな波動を波動の基本形毎にまとめてみると、上記のようになりました。実線の部分は、N波動の連続やV波だったものです。次に一つ目の点線の部分は、V波動となっていた実線の部分と下降N波動をさらに1本化したもので、大きなN波動の下降波動になります。また、二つ目の点線はN波動の上昇波となります。

いかがですか。こうしてみると、ある一定のレンジの中で動いているように見えるカナダドルではありますが、直近の価格が雲の上限を超えたとき、N波動が形成され、再び90円台に入る可能性があると考えられるのではないでしょうか。

また一方で、雲を越えられずに価格が下落に転じた場合、以下のような動きの可能性もありそうです。

このチャートの中の赤い◯で囲んだところは、それぞれ前回の高値を更新している箇所です。つまり高値が三つあることから、三段上げが一旦完成したと考えるわけです。

そうなりますと、右端の点線で書いた部分のように、三段上げを完成した後に下降N波動を形勢するか、またはその下落が長引いた場合、三段下げとなる可能性も考えられるわけです。

このように、価格の変動によっていろいろなパターンが起こりうるということを頭に入れておけば、トレンドが変わったときに直ぐに対応できるだけでなく、パフォーマンスの改善にもつながるのではないかと思われます。

ここまでの波動の捉え方はいかがだったでしょうか。為替相場は生き物です。常に変化を求めて動いているということを忘れずに、動きが変化したときに直ぐに対応できるよう常日頃から想像力を膨らませ、機敏な行動がとれるよう準備しておくようにしましょう。

どんな動きの時でも冷静に対応できるようにしておき、又、それをあらかじめ想定しておくことが重要なのですね!

そう、その通りです。
さて、次回ですが、次回はバンクーバーオリンピックの次に開催される大きなイベントを控えた国の通貨です。そう、ワールドカップを控えた南アランドを見てみたいと思います。南アランドはどのような波動になっているのでしょうか。それでは次回もお楽しみに!

カナダにも資源国通貨としての側面があり、そのチャートは同じ資源国通貨とされる豪ドルの動きに似ていることが分かりました!
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