福永先生のブログdeFXセミナー!第68回

前回は一目均衡表の値幅観測論のNT計算値についてお話いただきました。
また一目均衡表の値幅観測論を使った宿題が出されました。
今回はそれぞれの計算値基本型を当てはめていきながら教えていただきます。

みなさんこんにちは。前回の宿題(笑)はできましたか?

早速ですが、今回は計算値基本型を使って、実際のチャートから予想される価格を導き出してみましょう。

はい!
前回のNT計算値は今までお話いただいた計算値の中で一番値幅が小さいパターンの計算値でしたね。

そうでしたね。
それでは、はじめはV計算値からです。

V計算値は比較的分かりやすい形でしたが、実際のチャートを見て形を思い浮かべることができるでしょうか。

また、形を頭に思い浮かべ、計算値に当てはめて予想価格を導き出す時に最も重要なことは、高値、安値をしっかりと決めることでした。みなさんは、上記のチャートからV計算値を導き出す時、どこを高値と安値に決めますか?

これが最も重要なポイントですが、私は以下のように決めてみました。
この時のポイントは、ドル安が続くかどうかといったトレンドをどう読むかという点です。私は、ドル安がまだ続くと見ているので、上記のような高値、安値の取り方となりました。

この時のAとBの値ですが、それぞれ終値ベースで見ると、A(10月8日)=88円41銭、B(10月26日)=92円18銭となっています。また、V計算値は、価格の戻り値幅や下落値幅が繰り返される、いわゆる倍返しと呼ばれるパターンでした。では、ここでV計算値に当てはめてみます。


【V計算値計算式】 
92円18銭-(92円18銭-88円41銭)=88円41銭-3円77銭=84円64銭
     B   -(    B   -    A    )=                      C(予測値)

結果、Cとなる予測値は84円64銭となります。

続いてN計算値を見てみましょう。N計算値の特徴は、上昇や下落値幅分だけ戻りや押した部分から繰り返すというものでした。

N計算値の高値、安値の取り方はこうです。以下のチャートをご覧ください。

長めのトレンドで見た場合、N計算値の高値、安値は以上のように決めることができるのではないかと思われます。この時、A(8月7日)は97円50銭、B(10月8日)は88円41銭、C(10月26日)は92円18銭となっています。では、高値、安値が決まったところで、次にN計算値に当てはめてみます。
【N計算値計算式】
92円18銭-(97円50銭-88円41銭)=92円18銭-9円09銭=83円09銭
     C    -(    A    -    B    )=                          D(予測値)

結果、Cとなる予測値は83円09銭となります。

やはりポイントとなるのは、高値・安値をどこと見るかということですね。

はい。その通りです。
では3つ目の計算値となります。E計算値を見てみましょう。E計算値は最も値幅が出る計算値でしたね。

上記のように高値、安値を決めた時、A(8月7日)は97円80銭、B(10月8日)は88円41銭となっています。これを計算式に当てはめてみると
【E計算値計算式】
88円41銭-(97円50銭-88円41銭)=88円41銭-9円09銭=79円32銭
     B    -(    A    -    B    ) =                       C(予測値)

結果、Cとなる予測値は79円32銭となります。

では最後の計算値であるNT計算値です。

この時、A(8月7日)は97円80銭、B(10月26日)は92円18銭となっています。これを計算式に当てはめてみると
【NT計算値計算式】
92円18銭-(97円50銭-92円18銭)=92円18銭-5円32銭=86円86銭
     B    -(    A    -    B    ) =                       C(予測値)

結果、Cとなる予測値は86円86銭となります。

いかがだったでしょうか?みなさんの計算値も私がここでご紹介したものと同じ結果になりましたか?ひょっとすると、異なる結果となった人もいるかと思いますが、基本的に高値、安値の取り方が同じであれば、同じ結果となるはずですので、同じにならなかった人は、計算式を確認してみてください。

こうして見ると、直近のドル/円の高値となる88円を下抜いてしまった場合、さらなる円高が待っていそうです。

なるほど。
88円を割れるかが一つのポイントとなりそうですね。

はい。88円を割り込んだ時は、要注意だと思います。
次回は、今回お話しした内容を整理しながら、もう少し値幅観測論についての話を続けます。

それではまた次回お会いしましょう。

計算値によって予測値は様々でしたが、実際のチャートでは今後どのように動いていくのか楽しみです。福永先生、ありがとうございました!LEVEL UP!!
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