福永先生のブログdeFXセミナー!第67回

前回は値幅観測論の実践的な使い方についてお話いただきました。
今回は今まで勉強した3つの計算値以外の計算値について教えていただきます。
他の基本計算値とは?

みなさん、こんにちは。一目均衡表の見方について、大体理解できるようになって来ましたか?ここまでのところ、一目均衡表の値幅観測論のV、N、E計算値についてみてきました。また、前回は実践的な使い方についてもお話ししましたね。

はい。どの計算値を当てはめればよいか
動いた値幅によって目安を付けるというものでしたね。

一目均衡表の値幅観測論はこれで終わりと思われたかもしれませんが、実は、この値幅観測論にはまだほかの基本計算値型があるのです。

それは・・・。
NT計算値」と呼ばれるものです。では、そのパターンを見てみましょう。

以上の二つの型がNT計算値と呼ばれるパターンになります。上段が上昇トレンド時のパターンで、下段が下降トレンド時のパターンです。

一見するとこれまで見てきた計算値基本型と同じに見えますが、いったいどこが異なるのか、これまで見てきたV、N、E計算値と比較しながら、一緒に見ていきましょう。

計算値基本型

まずはこの形からです。これまで見てきたV、N、Eの計算値と比較してどうでしょう?NT計算値の形は上記の3つのうち、N計算値とE計算値と似ていますね。似ている部分の特徴ですが、上昇トレンドのときは、価格の下落幅が小さく、また下降トレンドのときは価格の戻り幅が小さいといったことが挙げられると思います。

続いては、値幅計測の方法を見てみましょう。

V計算値は下げ幅や上げ幅を逆方向にそのまま伸ばしたものでした。また、N計算値は上昇値幅を下げた位置から繰り返すもの。E計算値はもっとも勢いが強いパターンで、上昇値幅分が、高値から再び繰り返されるというものでした。

では、NT計算値はどうでしょう?
NT計算値は、N計算値やE計算値とは異なり、上昇(下落)した値幅分がそのまま繰り返されるのではなく、一旦下げ(上げ)した価格分を差し引いた値幅が繰り返される形になります。

計算式はこうです。
◯NT計算値=B+(B-A)
◯NT計算値=B-(A-B)

次に、実際の数値を当てはめてどのような違いがあるのか見てみましょう。今回は、上昇トレンドのケースで見てみます。また、N、E計算値と比較しますが、それぞれの値をA=90円、B=95円、C=93円とします。
(注)NT計算値は図表のBに当たる値はC=93円となります。

◯N計算値=(95円‐90円)+93円=98円
                  ( A - B ) + A = C
◯E計算値=(95円‐90円)+95円=100円
                  ( B - A ) + C = D
◯NT計算値=(93円‐90円)+93円=96円
                  ( B - A ) + B = C
実際に計算して見ると、以上のような結果となりました。この結果から、NT計算値は、

NT<N<E

となり、上昇から一旦下落した後の目標値が上記の3つの中で一番低いものとなるのです。

このように、N計算値やE計算値に届かないケースが、今回ご紹介したNT計算値でカバーされることになります。
価格の伸びが一番小さいのがNT計算値なんですね。
はい、そうです。
では、ここでこれまでご紹介してきた4つのパターンを整理してみましょう

【価格の振幅が大きいパターン】
V計算値

【価格の伸びが大きいパターン】
大きい順に・・・
E計算値>N計算値>NT計算値

となります。

いかがでしょうか。このように整理して見ると、価格の動きからどの計算値を使えばよいか、ある程度見当が付くようになるのではないでしょうか?

では、宿題です。(笑)

○ドル/円:一目均衡表(日足)

まずは起点となる高値や安値を探すのがポイントでしたね

はい。そうです。
次回にその答えをお話したいと思います。では、また次回お会いしましょう!

NT計算値は今まで勉強した計算値の中で一番小さい値幅のバターンでした。次回は答え合わせです。福永先生、ありがとうございました!LEVEL UP!!
本サイトはお客様へのアドバイスや店頭外国為替証拠金取引及びその他取引の勧誘等を目的としたものではありません。
投資運用のご判断はお客様ご自身の責任において行ってください。
ブログへ戻る
前へ   次へ

【取引に関する注意事項】
■店頭外国為替証拠金取引「みんなのFX」及び店頭外国為替オプション取引「みんなのバイナリー」は金融商品取引法に規定される店頭デリバティブ取引です。本取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動等により損失が生ずる場合がございます。お取引にあたっては契約締結前交付書面及び約款を十分にご理解頂き、ご自身の責任と判断にてお願いいたします。■証拠金必要額は、各通貨のレートを基に、個人のお客様はお取引額の4%(レバレッジ25倍)以上、法人のお客様はお取引額の0.25%(レバレッジ400倍)以上となります。また、新規注文時に必要な証拠金は証拠金必要額の105%とさせていただきます。■レバレッジの効果により預託する証拠金の額以上の取引が可能となりますが、預託した証拠金の額を上回る損失が発生するおそれがございます。■取引手数料および口座維持費は無料です。■スワップポイントは金利情勢等に応じて日々変化するため、受取又は支払の金額が変動したり、受け払いの方向が逆転する可能性がございます。■当社が提示する売付価格と買付価格には価格差(スプレッド)がございます。当社が広告で表示している「みんなのFX」のスプレッドは、通常時であり、指標発表時や相場の変動時、流動性が低下している状況により、やむを得ずスプレッドが拡大する場合もございます。またマーケットオープン・クローズ時は取引が成立しづらい場合がございます。お客様の約定結果による実質的なスプレッドが当社が広告で表示している「みんなのFX」のスプレッドと必ずしも合致しない場合もございます。お取引に際して、当社が広告で表示している「みんなのFX」のスプレッドを保証するものではありません。■ロスカットルールは、必ずしもお客様の損失を限定するものではなく、相場変動等により、預託した証拠金以上の損失が発生するおそれがございます。■「みんなのバイナリー」は満期日が到来すると自動行使されるヨーロピアンタイプのバイナリーオプション取引です。オプション料を支払うことで将来の一定の権利を購入する取引であることから、その権利が消滅した場合、支払ったオプション料の全額を失うこととなります。購入金額は1Lotあたり50円から990円となり、取引手数料は無料です。相場の変動により当社が提示する購入金額(チケット)よりもお客様に不利な金額で購入が成立する場合があります。また当社の負うリスクの度合いによっては注文の一部もしくは全部を受け付けられない場合がございます。

トレイダーズ証券株式会社 第一種及び第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第123号
加入している協会:日本証券業協会 社団法人金融先物取引業協会