2017年6月26日の経済指標とトレードポイント

FX - 本日の経済指標
  
日時 関連通貨 タイトル 前回 予測
26日 21:30USD耐久財受注・輸送用機器除く[前月比] 5月-0.5%0.4%
26日 21:30USD耐久財受注[前月比] 5月-0.8%-0.6%
26日 17:00DEMIFO企業景況感指数 6月114.6114.5
26日 14:00JPY景気一致指数(CI)・改定値 4月117.7-
26日 14:00JPY景気先行指数(CI)・改定値 4月104.5-
26日 08:50JPY企業向けサービス価格指数[前年同月比] 5月0.7%0.7%

先週金曜日の為替相場は方向感の無い展開でした。東京時間とロンドン時間のドル円は110.30円を挟み小動きでしたが、発表された新築住宅販売戸数がまちまちの結果だった事からインフレ率の先高観を示す根拠としては乏しく、週末要因から110.30円と変わらず引けました。ユーロドルとユーロ円は、独PMIと欧州PMIが良好な結果となった事から1.12USDと124.60円程度までそれぞれじり高。ポンド円は英女王施政演説でEUの強行離脱案への具体的言及がなかった事への安心感から141.90円まで上値を試す流れが続きましたが、結局利益確定要因から141.60円程度で伸び悩みました。

サプライズを期待したが

 今週のドル円は「結果的に」足場を一段あげるような展開となりました。FOMCの利上げ後から市場の関心はバランスシートの縮小開始時期に移ったものの、米政治リスクとインフレ率の悪化を懸念したマーケットは不透明感を拭えず気晴らしの材料を探す一週間となりました。しかしリスク要因が露呈する事はなく材料不足感が薄商いを呼び、FOMCメンバーの発言が材料視された程度に終始しました。月曜は主要メンバーの一人であるダドリー総裁が2%のインフレの達成について前向きな見解を示した事でドル円は111円台半ばまで堅調な上昇を見せましたが、その後は材料という材料は見当たらず、火曜に一目均衡表の雲に押し戻されるように111.30円を挟みつつ底値を探るような展開で取引を終えました。米欧の指標結果の乖離が見られた事からユーロドルが動く局面も見られましたが、週初と変わらない1.12USD付近で取引を終えました。

ロイター画像2017064_R001.png

[image: みんなのFX 日足チャート 一目均衡表]

 

来週のドル円は小動きとなるでしょう。インフレ率の低下とイールドカーブのフラット化については依然として不透明な見方が強く、勢いづく材料には乏しいと見ています。FRBに対しては懐疑的な見方があるものの「FEDとは戦うな」と言われるように、相場参加者が一律にお互いの出方を窺うような状況がうかがえます。イールドカーブのフラット化も金利上昇局面においては必ず見られる過程で、米長期金利が上昇するためにはあと少しの我慢が必要なのかもしれません。

金曜には米GDPが発表される予定で遅行指標ではあるものの現在のインフレに対する最も強力な判断材料になると見ています。というのも、今回のGDPは現在の相場心理を悪化させている先月の雇用統計の悪化と時期が重なるためです。

テクニカル面では一目均衡表の雲が薄くなっているのも気になりますが、ボリンジャーバンドが平行に収束している事と、先月のリスクオフからのタイムラグがそろそろ相場心理を好転させそうな事から、上昇トレンドが示現しそうな予感がします。

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[image: REUTERS 米FRB、年内もう1度の利上げの是非に「偏見ない」=ダラス連銀総裁】






2017年6月23日の経済指標とトレードポイント

FX - 本日の経済指標
  
日時 関連通貨 タイトル 前回 予測
23日 23:00USD新築住宅販売件数[前月比] 5月-11.4%3.7%
23日 23:00USD新築住宅販売件数[年率換算件数] 5月56.9万件59.0万件
23日 21:30CAD消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 5月1.6%1.5%
23日 21:30CAD消費者物価指数(CPI)[前月比] 5月0.4%0.2%
23日 17:00EURサービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 6月56.356.1
23日 17:00EUR製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 6月57.056.8
23日 16:30DEMサービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 6月55.455.4
23日 16:30DEM製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 6月59.559.0
23日 16:00FRFサービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 6月57.257.0
23日 16:00FRF製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 6月53.854.0
23日 15:45FRF国内総生産(GDP、確定値)[前期比] 1-3月期0.4%0.4%
23日 14:00SGD消費者物価指数(CPI)[前年比] 5月0.4%1.3%

今週の相場をけん引しているのは米金利なのは間違いなさそうですが、材料不足感から追従している感は否めません。市場参加者もそろそろ飽きてくるのではないでしょうか。ホワイトハウス付近の不穏な空気を鑑みるに、突発的なリスク要因が勃発するかもしれないので、ドル円は潜在的な下落圧力が高まっていると見ています。本日はニューヨークでは指標がなく、ポジション調整から流動性が下がると見ているので、ヘッドラインには警戒していきたいところです。

2017年6月22日の経済指標とトレードポイント

FX - 本日の経済指標
  
日時 関連通貨 タイトル 前回 予測
22日 23:00EUR消費者信頼感(速報値) 6月-3.3-3.0
22日 23:00USD景気先行指標総合指数[前月比] 5月0.3%0.3%
22日 22:00USD住宅価格指数[前月比] 4月0.6%0.5%
22日 21:30USD新規失業保険申請件数 前週分23.7万件24.0万件
22日 21:30CAD小売売上高(除自動車)[前月比] 4月-0.2%0.7%
22日 21:30CAD小売売上高[前月比] 4月0.7%0.3%
22日 17:00EUR欧州中央銀行(ECB)月報--
22日 15:45FRF企業景況感指数 6月105(104)105
22日 15:00CHF貿易収支 5月19.7億スイスフラン-
22日 08:50JPY対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分-1431億円(-1425億円)-
22日 08:50JPY対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分5266億円(5341億円)-
22日 06:00NZDニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利1.75%1.75%

本日は米新規失業保険申請件数が予定されています。住宅指標など先行指標が軒並み発表になる事から相場の先高観を見極める上で一定の影響があると見ていますが、実際には米金利が上がるかどうかが焦点となるでしょう。特に30年物価連動債の入札も行われるため、米インフレに対してどの見方が主流となっているのかしっかり見極めたいところです。また原油安に引っ張られる形でカナダドルが下落したため、加カナダドルの小売売上高にも注目していきたいです。

2017年6月21日の経済指標とトレードポイント

FX - 本日の経済指標
  
日時 関連通貨 タイトル 前回 予測
22日 06:00NZDニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利1.75%1.75%
21日 23:00USD中古住宅販売件数[前月比] 5月-2.3%-0.4%
21日 23:00USD中古住宅販売件数[年率換算件数] 5月557万件555万件
21日 20:00USDMBA住宅ローン申請指数[前週比]2.8%-
21日 17:00ZAR消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 5月5.3%5.4%
21日 17:00ZAR消費者物価指数(CPI)[前月比] 5月0.1%0.2%
21日 15:36JPY黒田東彦日銀総裁、発言--
21日 13:30JPY全産業活動指数[前月比] 4月-0.6%1.6%
21日 08:50JPY日銀・金融政策決定会合議事要旨--

東京時間には日本銀行議事要旨公表と黒田総裁の発言が予定されていますが、こちらが材料視される可能性は低いでしょう。またロンドン時間にはダドリー連銀総裁の発言と中古住宅販売件数の発表がありますが、市場の関心は依然として米10年金利とインフレ率の低下にありそうです。FOMCメンバーが米景気の回復についてどのように解釈しているのか、ヘッドラインに注目していきたいです。

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