市場は不安を一気に払拭

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今週は株式市場の上昇が好感され全面的にリスクオンムードとなりました。ブラックマンデーから30年を経過した木曜日にはやや警戒感から戻したものの、週を通してドル円は堅調。週明けの111.87円から金曜ニューヨーク時間の113.51円まで一気に上昇しました。米上院で予算値決議が可決された事がトランプ政権運営への安心感につながった事と、国内では与党が衆議院選で大幅議席確保との見方から、アベノミクスへの信任と米利上げが順調に行われ、日米金利差拡大期待からドル円が上昇する流れでした。また、次期FRB議長の人選についてヘッドラインがにぎわい、これも相場では材料視されました。

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[みんなのFX ドル円日足チャート 一目均衡表]

 

来週は26日にECB理事会が開催され、先行するアメリカの景気回復に対してEUがどの程度追随できているかが相場の注目点です。ユーロドルはこれまでカタルーニャ州の独立懸念などから上値が重かったですが、ECBが今後米国と対照的な金融政策を行う事を類推させる内容であれば金利差意識からドルの買い戻しが加速しそうです。また、米国では引き続き次期FRB議長についての注目度は高いでしょう。最近はトランプ大統領の各候補への印象の変化がヘッドラインに見られるようになり、市場の感応度は高いです。27日には米国GDPの発表も行われるため、こちらも念頭に米国の景況感にも注目していきたいです。