FXレポート

米経済指標の好結果を受けドル買い優勢!

2017年3月30日 07:51

昨日のドル円は、111.112円で取引を開始した後、東京市場では前日のNY市場で急反発した流れを引き継ぎ底堅い展開となりました。本邦実需勢を中心にドル買い意欲が強まるなか、日通し高値となる111.31円近辺まで上値を伸ばしました。欧州市場では、米10年債利回りの低下やナイト・セッションの日経平均先物の120円安を背景にドル売りが先行しました。ユーロ円の急落につれたドル売りも出て日通し安値となる110.72円近辺まで値を下げました。NY市場では、2月住宅販売保留指数(前月比) が前回の-2.8%から+5.5%へと大幅に改善されたことや、ローゼングレン米ボストン連銀総裁が「今年4回の利上げは緩やかな軌道と整合する」「FOMCは正常化加速を検討すべき」などと述べたことも支えとなり、ドル円は111.10円台まで持ち直しました。その後は売買が交錯し、前日比では0.155円安い111.011円で取引を終えました。
 
≪2017年03月29日クローズ時点≫
ドル・円    :「ブル」    売り26% 買い74%
ユーロ・円  :「ベア」       売り55% 買い45%
英ポンド・円 :「ブル」    売り30%  買い70%
豪ドル・円  :「ブル」      売り18%  買い82%
NZドル・円   :「ブル」      売り18% 買い82%
ユーロ・ドル :「ベア」    売り69% 買い31%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
15:00 ZAR マネーサプライM3[前年同月比] 2月
16:00 CHF KOF景気先行指数 3月
18:00 EUR 消費者信頼感(確定値) 3月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 2月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 2月
21:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 3月
21:30 CAD 鉱工業製品価格[前月比] 2月
21:30 CAD 原料価格指数[前月比] 2月
21:30 USD 四半期実質国内総生産(GDP、確定値)[前期比年率] 10-12月期
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
06:45 NZD 住宅建設許可件数[前月比] 2月

- 今日のトレードポイント -
昨日のドル円は、ローゼングレン米ボストン連銀総裁(今年の米連邦公開市場委員会で投票権を持っていない)が、「今年4回の利上げは緩やかな軌道と整合する」「FOMCは正常化加速を検討すべき」などと述べたことが支えとなり、ドルは買われました。また、ローゼングレン米ボストン連銀総裁は、トランプ米政権が導入を検討している財政政策については見通しを不透明にしている要因の一つとし、「議会が実際にどのような政策を可決するかを見届ける必要がある」とも述べております。まずは、トランプ大統領が具体案を提示するまでは、ドルは積極的に買われる状況下にはないと思われます。本日のドル円は、111円台を挟んだ値動きを予想し、昨日同様短期的な逆張りで臨みたいです。ただ、トランプ大統領が議会の承認を必要としない通商政策に関する発言や、政府要人の利上げに関するハト派的な発言に対しては、市場はドル買いで反応するため注意したいです。
 
[今日の予想レンジ]
ドル・円            110.50-111.80
ユーロ・円        118.80-121.00
ポンド・円        136.00-141.00

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