FXレポート

米利上げが発表されるも、ドル売り優勢の展開!

2017年3月16日 08:16

昨日のドル円は、114.753円で取引を開始した後、早朝取引においては、日本株安を見越した売りが先行し114.62円近辺まで下押しする場面がありました。東京市場の午前に入ると、日経平均株価が続落となるも下げ渋った事や、ゴトー日(5・10日)だったことから仲値に向けての買いが強まり114.82円近辺まで上昇しました。午後に入ると、原油相場の上昇から日通し高値となる114.88円近辺まで上昇しましたが、前日に引き続き115円に乗せられなかったことで114.74円近辺まで調整の流れとなりました。欧州市場では、時間外の米10年債利回りが低下したことや、NYタイムに控えているイベントを前に114.60円台でのもみ合いとなりました。NY市場に入ると、この日発表された、2月米小売売上高や2月米消費者物価指数(CPI)、3月NY連銀製造業景気指数が概ね市場予想通りだったことから、114.81円近辺まで回復しました。注目されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の政策金利発表では、予想通りフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を0.25ポイント引き上げ、0.75-1%のレンジに設定したほか、2017年末のFF金利見通し(中央値)を1.375%に据え置き、18年末についても2.125%に維持したことで売りが優勢となり、日通し安値となる113.16円近辺まで下落しました。前日比では1.335円安い113.417円で取引を終えました。

≪2017年03月15日クローズ時点≫
ドル・円    :「ブル」    売り33% 買い67%
ユーロ・円  :「ベア」       売り65% 買い35%
英ポンド・円 :「ブル」    売り32%  買い68%
豪ドル・円  :「ブル」      売り29%  買い71%
NZドル・円   :「ブル」      売り21% 買い79%
ユーロ・ドル :「ベア」    売り69% 買い31%

【今日の主な経済指標】
06:45 NZD 四半期国内総生産(GDP)[前期比] 10-12月期
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
09:30 AUD 失業率 2月
09:30 AUD 新規雇用者数 2月
15:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
17:30 CHF スイス国立銀行3カ月物銀行間取引金利誘導目標中心値
19:00 EUR 消費者物価指数(HICP、改定値)[前年同月比] 2月
21:00 GBP 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
21:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
21:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:30 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 3月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
21:30 USD 建設許可件数[前月比] 2月
21:30 USD 建設許可件数[年率換算件数] 2月
21:30 USD 住宅着工件数[前月比] 2月
21:30 USD 住宅着工件数[年率換算件数] 2月
21:30 CAD 対カナダ証券投資額 1月

- 今日のトレードポイント -
昨日のNYタイムに米連邦公開市場委員会(FOMC)が終わった後、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を0.25ポイント引き上げる発表がありました。その結果、発表直後から利益確定の動きが顕著にあらわれ、ドル売りが優勢となり3月1日以来の安値まで下落しました。日足の一目均衡表では、昨日だけで雲下限を下抜けているため、本日は上値の重い展開が予想されます。東京タイムでは、日銀金融政策決定会合があるため、ここでの要人発言やニュースには注意しつつ、基本的には短期的な逆張りで取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円            113.00-114.20
ユーロ・円        121.00-124.00
ポンド・円        137.00-142.00

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