FXレポート

トランプ発言を受けドルは買われる展開に!

2017年2月28日 08:25

昨日のドル円は、112.138円で取引を開始しました。東京市場においては112.31円近辺までドル買いが先行しましたが、日経平均株価の290円近い下落を嫌気したドル売りに押し戻され、日通し安値となる111.92円付近まで下落しました。その後は日経平均株価の下げ渋りや米10年債利回りの上昇を背景に、ドル円は112.28円近辺まで反発しました。欧州市場では、材料に乏しく動意に欠けるなか、時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて一時112.34円近辺まで上昇する場面も見られましたが、NY時間の米耐久財受注額などの発表を控え、積極的に上値を試す動きにはなりませんでした。NY市場では、時間外の米10年債利回りが上昇したことを背景にドル買いが先行し、一時112.48円近辺まで値を上げた一方で、対ユーロを中心にドル安が進むと、一時111.96円近辺まで売りに押されました。その後、米10年債利回りの上昇幅拡大につれる形で、ショートカバーが優勢となるなか、トランプ米大統領が「インフラに大きく支出するつもり」と述べたことが次第に買い材料視された面もあり、ストップロスを巻き込みながら、日通し高値となる112.83円付近まで買い上げられました。なお、1月米耐久財受注額や1月米住宅販売保留指数などこの日発表された米経済指標は予想を下回る結果となりましたが、相場への影響は限定的となり、前日比では0.601円高い112.732円で取引を終えました。

≪2017年02月27日クローズ時点≫
ドル・円    :「ブル」    売り33% 買い67%
ユーロ・円  :「ベア」     売り54% 買い46%
英ポンド・円 :「ブル」    売り37%  買い63%
豪ドル・円  :「ブル」      売り19%  買い81%
NZドル・円   :「ブル」      売り24% 買い76%
ユーロ・ドル :「ベア」     売り53% 買い47%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 鉱工業生産・速報値[前月比] 1月
08:50 JPY 小売業販売額[前年同月比] 1月
08:50 JPY 百貨店・スーパー販売額(既存店)[前年同月比] 1月
09:00 NZD NBNZ企業信頼感 2月
09:01 GBP GFK消費者信頼感調査 2月
09:30 AUD 経常収支 10-12月期
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 1月
15:00 ZAR マネーサプライM3[前年同月比] 1月
16:45 FRF 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 2月
16:45 FRF 卸売物価指数(PPI)[前月比] 1月
16:45 FRF 消費支出[前月比] 1月
16:45 FRF 国内総生産(GDP、改定値)[前期比] 10-12月期
17:00 CHF KOF景気先行指数 2月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 ZAR 貿易収支 1月
22:30 USD 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)[前期比年率] 10-12月期
22:30 CAD 鉱工業製品価格[前月比] 1月
22:30 CAD 原料価格指数[前月比] 1月
23:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 12月
23:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比] 12月
23:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 2月

- 今日のトレードポイント -
市場の関心は、トランプ大統領の議会演説(日本時間3月1日のAM11時)の内容に注目が集まっています。2月9日には、トランプ大統領が、減税について2、3週間以内に驚く内容を発表すると言及があり、その減税に関する話をこの議会演説でするのではないかと言われているため注目が集まっています。減税について踏み込んだ発言があれば、一気にドル買いの流れになることが予想されますが、発表は日本時間3月1日のAM11時のため、本日のドル円は、大統領発言を控え様子見ムードが予想されます。ただ、本日も米国株式市場が上昇した場合や、減税に関する要人発言があった場合、ドル円は113円台が視野に入る可能性があるため、112円台半ばではドル買いのスタンスで取引に臨みたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円            112.30-113.50
ユーロ・円       118.50-120.50
ポンド・円        138.00-144.00

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